iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.02.23
2019.05.01

日本で最初に販売が開始されたスマートスピーカーClova WAVEは現代人向け?

LINEが販売するスマートスピーカーClova WAVE、どんな機能が搭載されているのか?他のスマートスピーカーとの違いは何かなど、Clova WAVEでできることや特徴を交えてご紹介していきます。

記事ライター:iedge編集部

Clova WAVEとは?

今回ご紹介するClova WAVEはLINE株式会社が販売を手がけるスマートスピーカーで、Google HOMEやAmazon Echoの影に隠れがちですが、実は日本で最初に販売が開始されたスマートスピーカーでもあります。

円錐形で幅86.25mm、奥行き201.05mm、高さ139.84mm、重さ998gと存在感たっぷりのClova WAVEですが、LINEが独自に開発したAI(人工知能)アシスタント「Clova(クローバー)」が搭載されていて、ユーザーは音声コマンドでClova WAVEにさまざまなアクションを実行させることができます。

具体的には、Clova WAVEに「Clova、~」と話しかけるだけで、今日の天気や現在時刻の確認、占いやGoogleカレンダーに登録した予定の読み上げ、radikoと連携してのラジオ再生、LINEニュースの見出しの読み上げ、アラームやタイマー設定などができるのです。

忙しい朝、スマホを開いたりテレビを観たりして時間を取られることもなく、Clova WAVEに話しかけるだけで知りたい情報だけをピンポイントで知ることができるのは非常に助かります。

Clova WAVEは他のスマートスピーカーと違って赤外線機能を搭載し、テレビやエアコン、照明にオーディオなど赤外線リモコンを使用する家電を音声コマンドで操作できるようになります(ただし対応機器は限られています)。

また、Clova WAVEとGoogle HOMEやAmazon Echoとの違いは、赤外線機能を搭載している以外に、5,000mAh/3.8Vのバッテリーを内蔵しているという点があります。

電源に接続していない状態でも使用できるため、Clova WAVEを部屋の好きな場所に移動させて使うことができるのです。音楽再生なら3時間程度、待機状態でも5時間程度は利用できます。

そのほか、Clova WAVEは音質にもこだわっていて、20Wのウーファーと2つのツイーターが重厚で広がりのある豊かなサウンドを再現してくれます。LINE MUSICに登録していれば約4,000万曲の中から好きな音楽を楽しむことができます。

このように、便利な機能が満載のClova WAVE、体験版の段階からどんどん機能が追加されていますので今後も非常に楽しみなデバイスですが、いちばんの強みは別のところにあります。

 

Clova WAVEの強みは何と言ってもLINE

Clova WAVEはLINEが開発したこともあり、他のスマートスピーカーとの大きな違いは、何と言ってもアプリを開かずにLINEを送信できるという点ではないでしょうか。

ユーザー「Clova、お母さんにLINEして」
Clova WAVE「メッセージをどうぞ」
ユーザー「今日の晩ごはんはカレーがいい」
Clova WAVE「今日の晩ごはんはカレーがいい、と送信しますか」
ユーザー「うん」
Clova WAVE「送信しました」

という流れで送信することができます。

返信が来た時も読み上げてくれますので、Clova WAVEがあれば、何かをしながらハンズフリーでLINEのやり取りができてしまうという訳です。

友達とのやり取りはもちろん、今や重要なライフラインの一つとも言えるほど普及しているLINEですから、一日の中でLINEの送受信に意外と時間を費やしてしまうという方も多いのではないでしょうか。

そんな時、Clova WAVEがあれば、家事をしながら、PCで作業をしながらでも同時にLINEを送れますので、時短に繋がっていくかもしれません。

 

Clova WAVEはLINEを多用する現代人に向いている?

今回はLINEが販売を手がけるスマートスピーカー、Clova WAVEをご紹介してきました。

今のところ、Clova WAVEにはGoogle HOMEなどのように、ユーザーを声で認識する機能は搭載されていないようですが、今後実装されていくとのことですので、こちらも楽しみです。

現在の価格は税込14,000円、Clova WAVE購入ページから簡単に注文することができます。

最後にひとつ、今回ご紹介してきたさまざまな機能もさることながら、Clova WAVEには “会話を継続できる機能”があります。

「今日は寒いね」などと話しかけ、Clova WAVEが返事をした後はLEDが緑色に光り、待機状態になります。つまり、続けて会話するためにスタンバイしてくれているという訳です。

Google HOMEやAmazon Echoが秘書的なアシスタントとすると、Clova WAVEは会話を継続できる家族や友達的なアシスタントと言えるでしょう。日常的にLINEを多用する現代人にも、向いているデバイスではないでしょうか。

関連記事

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

トラックボールとは?知れば知るほど根強い愛用者がいる理由がわかる!

パソコンでカーソルを操作するデバイスは、マウスだけではありません。トラックボールというデバイスがあります。多くの人が使っているわけではありませんが、根強いファンがいます。人によっては、トラックボールが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.08.24

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.