iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.01.16
2019.05.01

世界初AI搭載マットレス「MOORING」で良質な睡眠と快適な目覚めを体感しよう

「マットレスにAI(人工知能)が搭載される」なんて、つい数年前までは思いもしませんでしたが、ついに“ただ寝るだけ”で質の良い睡眠が得られるスマートなマットレス「MOORING」が登場しました。世界初となるAIを搭載した画期的なマットレスデバイスの魅力に迫ります。

記事ライター:iedge編集部

MOORING(モーリング)は自動温度調節で快適な睡眠を提供してくれる

画像引用:https://elestyle.stores.jp/

2017年1月、クラウドファンディングサービスGREEN FUNDINGで販売が開始されたMOORINGは、快適な睡眠に欠かせない“温度”に着目して開発されたAI搭載のスマートマットレスです。

「人は人生の3分の1を寝床で過ごす」と言われているように、睡眠が私たちの生活に占める割合は非常に多く、健康に生きるためには欠かせない行為です。

日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳でともに世界第2位の長寿国となり、単純計算で女性は約29年間、男性は約27年間も「睡眠」をとっていることになります。

質の悪い睡眠は身体的に悪影響を与えることはもちろん、精神衛生上も良い影響を与えてはくれません。そこから仕事のパフォーマンスの低下、イライラ、集中力の低下などを招き、私たちの人生を悪い方向に変えてしまうリスクもはらんでいます。

また、温度は睡眠の質に大きく影響することが分かっていて、睡眠に適した温度と外部温度との間に3度以上の差があると、睡眠の質が実に20%も低下すると言われています。

この因果関係に着目して開発されたMOORINGは、身体データや環境データを取得し、AIがユーザーの睡眠サイクルや体の反応に合わせて最適な温度に調節してくれるというものです。

MOORINGは、

・睡眠質量観測システム
・加熱フィルム
・温度観測システム
・クッション層
・織物層

の5層構造になっていて、マットレスに搭載されているPP電圧フィルムが睡眠中の心拍数、呼吸などの情報を継続的に計測し、1分間ごとに最適な温度調整を行ってくれます。

ちなみにMOORINGが計測してくれるデータは、

身体データ:心拍数・呼吸・体動・睡眠質量
環境データ:室内温度・湿度・光度・噪音・布団の中の温度

の9種類となります。

これらの情報を元に、寝ている最中に睡眠の質を自動で分析し、睡眠の段階や体質、体の動きに合わせた最適な環境をリアルタイムに創り出してくれるのです。

 

MOORINGには便利な機能が満載

睡眠も大切ですが、それと同じように目覚めるタイミングも同じく重要です。

深い眠りのタイミングで目覚まし時計の爆音で目を覚ましているという方は、睡眠慣性によって日中もウトウト状態が続いたり、だるい状態が続いたりすると言われています。

これでは仕事や日常生活におけるパフォーマンスが低下してしまい、せっかくMOORINGで良質の睡眠を得られても、その恩恵を十分に享受することができません。

そこで考え出されたのが「起床に最適な眠りの浅いタイミング」で枕元に搭載された目覚ましが作動し、快適に起こしてくれるという機能です。

心地よい眠りと快適な目覚め、その両方を得られるのがMOORINGのすごいところだと言えるでしょう。

また、サイズはシングルとダブルがありますが、ダブルにおいては左右の温度を個別に管理・調節してくれるというから驚きです(目覚まし機能も個別に設定できます)。

人はみんなが同じ体温ではありませんので、カップルや夫婦、あるいは子供と一緒に寝ているという方も、これなら安心して使うことができます。

 

MOORINGのPP電圧フィルムが計測した情報はスマホで簡単管理

睡眠中にMOORINGのPP電圧フィルムが計測した身体データや環境データは、スマホアプリに自動で保存されます。

数値化されて見やすくなっていますので、アプリを開けばいつでもそれらを確認できるほか、不整脈、睡眠時無呼吸症候群など、潜在的な病気のリスクを検出すると通知してくれます。

そのほか、アプリでは目覚まし時計の設定、乾燥機能のオン・オフ、複数ユーザーの健康管理なども行えるようになっています。

乾燥機能とは、MOORINGを乾燥させることでアレルギーの元になる細菌の繁殖やダニなどの発生を防いで清潔に保ってくれる機能のことで、最大60度前後まで温度を上昇させて一気に乾燥させるというものです。

この機能は掛け布団をかけた状態でも使用可能で、その場合は掛け布団も乾燥させることができます。汗をかきやすい人や梅雨時などは特に積極的に活用したい機能です。

なお、人や異物がマットレスの上に乗っていない時のみ作動しますので、安全面も配慮されています。

 

売り切れ続出のMOORING、常に最新情報をチェックしよう

良質の睡眠と快適な目覚め、そして健康管理までしてくれるMOORINGは、自分やパートナーはもちろん、離れて暮らす大切な家族に贈ってあげても大変喜ばれるデバイスでしょう。

シングルサイズ(195cm×97cm):51,800円
ダブルサイズ(195cm×140cm):56,800円 *ともに税込

これだけの機能を搭載していることを考えるとかなりリーズナブルな価格帯になっていますので、ぜひ購入したいという方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、MOORING は2017年11月現在、公式サイトやAmazon.co.jpでは残念なことにSOLD OUT状態となっています。

販売再開時期などは掲載されていないようですので、今のところ「待ち」になってしまいますが、ぜひ早いうちに再開されることを祈りつつ、最新情報を常にチェックしておきましょう。

関連記事

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

トラックボールとは?知れば知るほど根強い愛用者がいる理由がわかる!

パソコンでカーソルを操作するデバイスは、マウスだけではありません。トラックボールというデバイスがあります。多くの人が使っているわけではありませんが、根強いファンがいます。人によっては、トラックボールが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.08.24

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.