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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.11.18
2020.11.18

M1チップ発表が一番の目玉!2020年11月11日のAppleイベントまとめ

今年2020年はコロナウイルスの影響で、「Apple」のイベントも3月が中止になったり6月以降はオンライン開催になったりと波乱が続きました。そして9月と10月に続き、Appleが急に新製品発表イベントを11月に開催すると発表したのも異例でした。
つい先日Appleイベントは終了し、そこで新型チップ「M1」の発表など重要な情報が発信されました。
今回はAppleの最新情報が気になる方向けに、2020年11月11日に開催されたAppleイベントの注目点をまとめて解説していきます。

記事ライター:iedge編集部

完全自社製!Appleイベントで新型チップM1が発表される

2020年11月11日に開催されたAppleイベントは「One more thing.」というコンセプトが掲げられました。2020年6月開催の「WWDC(Appleの開発者向け会議)」では、独自のAppleシリコンを用いたMacを年内に発表するとApple公式が予告していました。

そして11月のAppleイベントでは、Appleシリコンに関する詳しい情報が解禁されています。

Appleが新しくMac用に開発したM1チップは、小型でありながら従来のチップの10分の1の消費電力で高いパフォーマンスを発揮します。機械学習においてはNeural Engineにより15倍もの最大高速化に成功しているのもポイントです。

Macでは従来半導体大手「intel」のチップを利用していました。しかしintelのチップを使うとintelの生産計画にMacの生産も左右され、価格も高騰するのがネックとなっていました。

今回M1チップの発表とともに、約2年掛けてintelのチップからM1チップへMac搭載チップを移行させていくことも発表されています。intelのチップ搭載モデルより価格を抑えやすくなりますし、Appleが自由に生産計画を調整してMacを製造できるようになるのもメリットになるでしょう。

 

一挙に3モデル登場!M1チップ搭載の新パソコンもAppleイベントでお披露目

Appleイベントでは、M1チップ発表とともに同チップ搭載のモデルが一挙3モデルも解禁されました。

MacBook Pro

画像引用元:https://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/macbook-pro/16%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81

映像業界といった重いデータ処理を行う方向けに発売されている「MacBook Pro」は、あえて冷却ファンを搭載することで最大限M1チップの処理能力を引き出せるようになっています。

バッテリーも強力で、動画を連続再生しても20時間充電なしで作動するのもポイントです。

またM1チップの画像処理プロセッサーにより、カメラでの撮影やビデオ通話などで鮮やかな高画質映像を実現しています。

価格は前モデルと同じ13インチが13万4,800円~。

「しばらく同じMacBook Proを使っているが、限界を感じている」という方は買い替えるとパフォーマンスの大きな向上で作業効率も上がるでしょう。

MacBook Air

画像引用元:https://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/macbook-air

軽量さが売りの「MacBook Air」の新モデルは、Proと違ってファンがありませんが十分な処理能力を持っています。

たとえば、バッテリーは18時間連続で動画再生に対応できるほど強力です。前モデルより1.5倍持つようになっています。

また画像処理においても手抜きはなく、「Adobe Photoshop」といった重いデータ処理の発生するソフトも楽に動かせる性能を有しているのもポイントです。

さらにデータ保存用のストレージにも改良が加えられており、SSDのパフォーマンスは2倍になっています。

値段は13インチが10万4,800円~。

「薄くて軽量な格好よいノートパソコンが欲しい」という方は、MacBook Airの新型がおすすめです。

Mac mini

画像引用元:https://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/mac-mini

小型のデスクトップパソコンである「Mac mini」も、M1チップ搭載により性能が向上しました。

CPUは3倍高速になっており、GPUも6倍処理能力が向上しているので重い処理も難なくこなせます。3Dゲームなどをプレイしているときも処理の遅延はあまり感じないでしょう。

またフル6Kレベル(6000ピクセル×3000ピクセルほど)の画像出力にも対応しています。「Apple Pro Display XDR」といった対応機器と組み合わせるときめ細かい映像が楽しめるようになっているのもメリットです。

ディスプレイは最大2台まで接続可能になっています。

値段は前モデルより抑えられており、7万2,800円からです。

「スペースを取らない高性能のデスクトップパソコンが欲しい」という方はMac miniを検討してみてください。

 

処理能力向上!Mac向けの新しいOS、macOS Big SurもAppleイベントで発表

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