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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2017.12.19
2019.05.01

世界のスマートホーム市場はどうなっている?今後の動向予測なども交えて解説

世界中で活性化するスマートホーム市場、現在の主流はどのようなものでしょうか?今後の世界におけるスマートホーム動向予測や、日本と世界との考え方の差なども交えながら解説します。

記事ライター:iedge編集部

世界のIoT市場を賑わせているスマートホーム

あらゆるモノにセンシング機能が搭載されてインターネット接続できるようになることをIoT(Internet of Things)と呼んでいます。

日本政策投資銀行が公開しているCES2015視察報告IoTにより黎明期を迎えるホームオートメーション市場によりますと、世界でスマートホームおよびIoT化されたデバイスの数は2015年の時点でおよそ49億個とされていましたが、その後数年間で激増し2020年には250億個に達するとしています。

市場規模も当然のように急成長が見込まれ、2015年の695億ドルから2020年には2,628億ドル(専門家によっては1.7兆ドル)にまで達するとされています。

その中でも特に市場を賑わせているのがスマートホームやコネクテッドホームです。

IoT化されたスマートホーム関連デバイスは2013年の時点では7,800万台でしたが、2020年までには53億台にまで増えるだろうと予測されています。単純計算でIoTデバイス市場の20%がスマートホーム関連デバイスということになります。

住宅は世界中に存在しますので市場規模が大きくなることは当たり前と言えますが、ことスマートホーム市場においては様々な分野の企業が参入していることもあり、また今後も次々と新規参入してくることも考えられますので、良い意味で上記の予測が大きく裏切られる可能性は大いにあります。

ちなみに、あるスマートホーム関連の調査報告書では世界のスマートホーム市場を牽引する存在となる可能性が高いのが中国と、ここ日本であるとしています。

日本はすでにスマートホームの浸透率が世界で5本の指に入るほど高いことや、超高齢化社会の到来によってヘルスケアの分野で需要が高まることなどがその理由として語られています。

 

世界で人気のスマートホーム関連デバイスは?

さて、スマートホーム関連デバイスは世界にすでに何億台と存在するものと思われますので、さすがに一つ一つをご紹介することはできませんが、その中でも現在、世界で人気が高いと言われているスマートホーム関連デバイスをご紹介します。

まずスマートホームの本場ともいうべきアメリカで圧倒的なシェアを誇るのがAmazon Echo(英語版)です。

つい先日、2017年11月8日に日本に初上陸することが決まったというニュースも流れましたのですでに知っている方も多いかもしれません。

AI音声アシスタント“Alexa”を搭載したスマートスピーカーは、対応する様々なサードパーティー社製のスマートホーム向けデバイスを音声で制御することができます。

発売から1年ほどで500万ユニットを出荷したとのことですので、いかに高い普及率かが想像できます。

そして2017年10月6日に日本での販売が開始されたGoogle HOMEも、Amazon Echoに続き、やはり人気のデバイスではないでしょうか。

同じくAI音声アシスタント“Google Assistant”が搭載されているスマートスピーカーですが、Amazon Echoと比べて検索や翻訳などに強く、またすでにGoogleは複数のクラウドサービスを提供しているという点でも信頼性が高いと言われています。

さらに、そのGoogleが買収したNest社が開発を手がけたNest Learning Thermostat(英語版)なども人気が高いようです。

日本ではあまり馴染みがありませんが、世界のスマートホームを牽引する国のひとつであるアメリカでは、常に家全体の温度を管理するのが一般的となっており、その中心となる装置であるサーモスタットに対する需要が高いという訳です。

もちろんこれらはほんの一部に過ぎず、まだまだ数えきれないほどのスマートホーム関連デバイスが流通していますし、今後も続々と開発され販売されていくことと思います。

 

日本と世界のスマートホームに対する考え方の差

日本では「HEMS」+「創エネ機器」「蓄エネ機器」「省エネ機器」などいわゆる“スマートホーム”という考え方が広く普及していきましたが、同じ頃すでに世界ではあらゆる家電や家具などがインターネットに繋がる“スマートホーム(海外では特にコネクテッドホーム)”という考え方が広がっていきました。

*当時の総理大臣・鳩山氏が発言した「2020年までに日本の温室効果ガスの排出量を25%(1990年比)削減する」という目標に対して設立・スタートしたプロジェクト「チャレンジ25キャンペーン」などの影響もあるかもしれません。

事実、日本のスマートホーム市場は世界およびアメリカより数年遅れていると言われていましたが、とは言ってもそれも少し前の話で、今では日本でもあらゆるモノがインターネットに繋がるスマートホームの考え方にシフトチェンジされ始めていますので、世界各国とのスマートホームに関する考え方の差はなくなってきていると言えるのではないでしょうか。

 

世界のスマートホームはどうなる?

冒頭でも触れましたが、スマートホーム市場規模自体は急激に拡大することがほぼ確実であるとされています。

しかしながら、通信事業者、IT企業、ハウスメーカー、家電メーカー、ホームセキュリティ企業、ヘルスケア関連企業……とにかくありとあらゆる分野の企業が続々と参入してきていますので、世界のスマートホームが今後どう変化して行くのかは専門家でもなかなか見当がつかないとされています。

一方で、それは無限の可能性を秘めていると言い換えることができますので、私たちは今後どんなスマートホーム関連デバイスやサービスなどが開発され、登場するのかを楽しみにしながら、最新情報をチェックすることにしましょう。

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