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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2017.11.13
2019.05.01

今すぐスマートホームを始めるなら赤外線に対応したデバイスがお勧め!

毎日のようにメディアを賑わしているスマートホーム、「導入してみようかな」と思っている方も多いのではないでしょうか?今ある家電を買い替えることなく、今すぐリモコンの赤外線を読み込ませてスマートホームを始められる、お勧めのデバイスをご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

スマートホームと赤外線の関係について

人間の目に見えない赤外線はこれまで、人の動きなどを検知するセンサーや、エアコン、テレビ、オーディオなどをコントロールするためのリモコンなどに用いられてきました。

それぞれの家電をコントロールするためにはそれぞれの製品に適したリモコンが必要なため、家中にいくつもリモコンがあるという風景が一般的でした。

ところが近年、家電のスマート化が進む中で、1台あればメーカーが異なる家電であってもコントロールが可能な、いわゆる「赤外線学習型」のスマートホームリモコンが登場するようになりました。

これによって、家電ごとのリモコンが不要になっただけでなく、専用アプリを使えば外出先からでもスマホやタブレットでコントロールすることが可能になったのです。

「スマートホームにするには、それに対応した家電に買い替えなければならないのでは?」

そう思っている方も多いかもしれませんが、ここでは今ある家電を買い替えることなく、今すぐリモコンの赤外線を学習させてスマートホームを導入できる大変便利なデバイスを中心にご紹介します。

 

「今すぐスマートホーム」が実現する便利なデバイス3選

今回ご紹介するのは、初心者の方でも導入しやすいように「設定の手軽さ」や「使い勝手の良さ」を重視して選んだデバイスです。

まず初めはマウスコンピューターが販売しているmouse スマートホームのルームハブ(参考価格9,980円)です。

テレビやエアコンの赤外線リモコンをスマートホームのルームハブが学習して記憶してくれますので、ルームハブからそれらの家電をコントロールできるようになります。

また、ルームハブ自体に温度センサー、湿度センサーが搭載されているほか、他のmouse スマートホーム製品をこのルームハブに連携させることで様々な情報を得たり家電を制御したりできるようになります。

スマホに専用のアプリをインストールしておけば、外出先からでも室内の温度を確認してエアコンをオン・オフすることもできますし、近日発売予定のPM2.5センサーとスマート空気清浄機を連携させれば、室内をクリーンに保つこともできます。

あるいは、もしうっかりエアコンやテレビを消し忘れて外出してしまっても、遠隔操作でオフにすることもできます。

ルームハブのほか、スマートLEDライト、スマートプラグ、モーションセンサー、ドアセンサーなどがセットになったスターターキットがお勧めです。

続いては株式会社Link Japanが販売しているeRemote(参考価格10,584円)です。

こちらもmouse スマートホームのルームハブと同様にスマートホームリモコンが赤外線を学習し、記憶してくれます。家中のリモコンをこれ1台にまとめることができますので部屋がすっきりしますし、リモコンを探す必要もなくなります。

Wi-Fi接続のため、設置場所にも困らず、スマホなどに専用アプリをインストールしておけば遠隔操作も可能ですし、別売りのeSensorと連携させるとより一層効果的に使うことができます。

eSensorは温度、湿度、照度、音、空気質の5つのセンサーが搭載されていて、常に室内環境を確認することができます。

温度や湿度が高くなってきたらeRemoteをコントロールしてエアコンをオンにしたり、部屋が暗くなっていたら照明をオンにしたり、乾燥していたら加湿するといったことが可能になります。

最後はそのeRemoteがさらに進化したeRemote mini(参考価格6,980円)です。

温度センサーが搭載されていないという点を除いて基本的な機能はeRemoteと同じですが、miniの名の通りコンパクトで可愛らしいデザインになっています。

エアコン、テレビ以外でも赤外線リモコンさえ付いていればお掃除ロボット、加湿器、オーディオなどメーカー、年式、型番を問わずコントロールできるようになります。

 

iPhoneやiPadをお使いなら「IRKit」もあり

maaash.jpのIRKit(参考価格7,700円)も、同じく赤外線学習型のスマートホームリモコンです。

テレビ、エアコン、照明など赤外線リモコンでコントロールする家電をWi-Fiを介してiPhoneやiPadから制御することができます。

通常の専用アプリから制御が可能という点では他のデバイスと同じですが、IRKit iOS-SDKを用いて任意のタイミングで赤外線を送ることができるアプリを簡単に作ることも可能です。

例えば、今使っているiPhoneが家の近所まで来たらエアコンが自動でオンになる、というようなアプリを作ることもできますので、もしアプリ制作をしたことがあるという方は、より利便性が高いオリジナルの使い方ができるようになります。

 

部屋がスッキリして電池交換が不要、紛失のリスクもほぼなくなる

赤外線学習型リモコンはスマートホームの便利さや快適さを実感するにはまさにうってつけのデバイスと言えるでしょう。

部屋の中やテーブルの上がスッキリするのはもちろん、電池交換の心配をする必要もなく、「エアコンのリモコン、どこへ行った?」など紛失のリスクも赤外線学習型のスマートホームリモコン本体を紛失しない限りほぼゼロになります。

今回ご紹介したデバイスは価格もお手頃で操作や設定も簡単ですので、ぜひスマートホーム導入のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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