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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.06.07
2019.12.19

1台でコーヒー抽出のバリエーションが増やせる「GINA」(後編)

記事ライター:Satoru Oguchi

コーヒーには様々な抽出方法や器具が存在します。
「GINA(ジーナ)」は1台で3種類の抽出方法を、スマホと連携することで初心者でもマスターできるようにしたアイテムです。前回は、もっとも一般的なハンドドリップ「プアオーバー」での淹れ方を見てきました。今回は、残り2つ「イマージョン」と「コールドドリップ」について、なるべくわかりやすく解説します。コーヒー初心者(私も初心者です)にも、コーヒーの奥深さの一端をのぞき見ていただけるのではないでしょうか。

「GINA(ジーナ)」

イマージョンは初心者にも向いている淹れ方

さて、コーヒーの抽出は大きく「透過法(とうかほう)」「浸漬法(しんしほう)」の2つに分類されます。前回のプアオーバーは、お湯が粉を通り抜ける透過法の淹れ方です。

浸漬法は、粉をお湯に一定時間浸し、後から粉とコーヒーを分離させる淹れ方です。急須で入れる日本茶や紅茶と同じ方法と言えばイメージしやすいです。コーヒーでは、「フレンチプレス」や「サイフォン」も浸漬法に区分されます。

ドリッパーを使ったハンドドリップは、すべて透過法のように思えますが、「メリタ式」だけは、穴がひとつでお湯が溜まるので浸漬法に分類されるようです。ややこしいなぁ、と調べながら思うのですが、こうしてコーヒーに関するウンチクは増えていくのです(笑)。

本題に戻ります。「GINA」では、イマージョンが浸漬法です。使用する器具やペーパーフィルターは、プアオーバーと同じです。ただ、「GINA」のセラミックファネルには、バルブが備わっており、これを閉めた状態で粉をお湯に浸し、バルブを開放することでコーヒーを分離します。もちろん、コーヒー豆(粉)に応じたお湯の分量を計測できるのは、プアオーバーの時と同じです。

バルブを右に回して閉め、ファネルにペーパーフィルターをセット。アプリで「ブリュー」から「イマージョン」を選びます。スライドバーを使って比率を設定。

粗挽きにした粉を投入します。コーヒー豆はミルで粗挽きに。投入した重量から、自動的にお湯の量が計測されます。「次へ」をタップ。

お湯を用意したら、「START」をタップ。ブルーミング(蒸らし)の後、設定された湯量に達するまで注いでいきます。

注ぎ終わったら、ヘラなどで軽くかき混ぜ、香りを閉じ込めて蒸らすためにファネルにフタをします。

時間が経過したら(この設定では3分)バルブを開放して、コーヒーをピッチャーに注ぎます。

さて、透過法と浸漬法(GINAでは、プアオーバーとイマージョン)の差は何でしょう。同じコーヒー豆を使っても味に違いが出ることです

そのままお湯を透過させるプアオーバーより、イマージョンの方が雑味が少なく、味はスッキリしています。一見逆に思えますが、浸漬法の方が豆の成分がバランス良く抽出されるので、こうした傾向になります。

また、プアオーバーではお湯を注ぐ速度やクセによって味にばらつきが出ますが、イマージョンでは誰が入れても味が安定します。バルブの開け閉めという少しの手間はあるものの、これはコーヒー初心者にとってもメリットです。

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水出しコーヒーもできる

コールドドリップで美味しいアイスコーヒーを

3つめの抽出方法がコールドドリップ、いわゆる「水出しコーヒー」です。

「ブリュー」から「コールドドリップ」を選択。スライドバーを使って比率を設定。

挽いたコーヒー豆を付属のコーヒードリップグラスに入れます。

上にフィルターをかぶせます。

バルブを閉じた状態で水と氷をセラミックファネルに設定量に達するまで入れます。ファネルにフタを閉めて「次へ」をタップ。

バルブを少しずつ開放し、ドリップ速度を調整します。

落ちる速度に合わせてアプリのゴート(ヤギ)マークをタップすると、ドリップ速度が計測されます(おすすめは2秒ごとに1ドリップ)。

 

「START」をタップし、気長に待ちます。

抽出された水出しコーヒー。

 

氷を入れたグラスに注げば完成。

以上、GINAで行える3つの抽出を紹介してきました。

最初は手順がよくわからず、戸惑うことも多いですが、何度かやればスムーズに淹れられるようになります。毎回のログが残せるので、美味しいと思った比率や速度を選べば、味を再現できる可能性も高まります。

アスリートがあらゆるデータを記録して、ベストなタイムに向けて努力するように、コーヒーも記録によってパフォーマンスを引き出せる

そのように使ってこそ「GINA」の本領が発揮できるはずです。

 

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