iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.04.05
2019.11.25

ZigBeeとは?Bluetoothとの違いやIoTとの関係、センサー接続の方法や活用事例など徹底解説

記事ライター:iedge編集部

「ZigBee」という言葉を耳にしたことのある方はまだ少ないと思いますが、実は新たな無線通信規格として注目を集めています。近い将来やってくるIoTの世界において、ZigBeeは重要な役割を果たす存在となります。

Zigbeeとはどのような特徴をもった無線通信規格なのか、従来のBluetoothとの違いや活用事例なども併せて詳しく紹介していきます。

今回の記事を最後まで読んでいただくことで、ZigBeeの基礎や今後どのような場面で必要とされる技術なのかがお分かりいただけるはずです。

▼この記事でわかる!

  • 「ZigBee」はWiFiなどと何が違うか
  • 「ZigBee」の優れた点を数値で説明
  • 「ZigBee」の今後の課題は混線

 

 

ZigBeeとは?

無線通信のイメージ画像

ZigBeeとは無線通信規格のひとつで、さまざまなセンサーデバイスに利用されます。ZigBeeの名前はミツバチに由来しており、ノード同士でのネットワークを構成する様からその名前が付けられました。

無線通信規格といえばWiFiやBluetoothなどをイメージする方も多いと思いますが、これらに比べて圧倒的に省電力であることがZigBeeの特徴。乾電池だけで1年や2年といった単位での稼働ができます。

また、通信速度は250kbpsと低速であるものの、接続可能なノード数は65535と圧倒的に多いことも大きな特徴。スリープ状態からの回復やネットワークとの接続も1秒未満で実行できます。

このような特徴から、IoTなどの次世代技術を担う存在としてZigBeeは期待されています。

▼ZigBeeの特徴

通信速度 250kbps
省電力 ボタン電池:約1年 単三電池:約2年
スリープ状態からの復帰 約15ミリ秒
ネットワーク接続 約30ミリ秒
接続ノード数 65535

 

ZigBeeの仕組み

ZigBeeは基本的にデバイスやセンサー同士での通信に利用されます。IoTのようなセンサー機器の多くは1対1での通信ではなく、複数のポイントが相互に通信するといったケースが多いためです。まさにこれはZigBeeの根本的な仕組みといえます。

たとえば、モーションキャプチャを行う際には体じゅうに多くのセンサーを装着します。また、部屋の中で複数のデバイスを音声コントロールする場合も、それぞれにセンサーを取り付けなければなりません。

このように、従来のWiFiやBluetoothのような使い方ではなく、同時に多数のデバイスやセンサー利用するために最適な技術がZigBeeであるといえるでしょう。

 

ZigBeeのネットワーク構造

ルーターを持つ腕

ZigBeeのネットワークは「コーディネーター」「ルータ」「エンドデバイス」の3つの構成から成っており、それぞれ役割が違います。

1.コーディネーター

コーディネーターはネットワーク内にひとつだけ存在するものです。その名の通りネットワークを統括して調整する役割を果たしています。そのため、コーディネーターはスリープ機能がなく、常時動作している必要があります。

2.ルータ

IPネットワークにおけるルータの役割と似ていますが、ポイント間においてデータの中継局のような役割を果たすものです。何らかのアクシデントが発生して通信経路が絶たれた場合でも、複数のルータがあることによって通信不能状態を避けることができます。

コーディネーターと同様、ルータにもスリープ機能はなく常時動作している必要があります。

3.エンドデバイス

その名の通りセンサーやデバイスなど、エンドに設置して通信を行う役割を果たすものです。3つの中で唯一、スリープ機能を有しています。ちなみに、ZigBeeはエンドデバイス同士での通信も可能ですが、エンドデバイスが直接的に通信を行うことはできません。必ず一旦ルータを介したうえでエンドデバイス間での通信を実現しています。

また、ZigBeeはメッシュネットワークを採用していることと、上記のようなネットワーク構成であることから、エンドデバイス間にルータがあることで従来のネットワークに比べて広域の通信も可能になります。

 

 次ページ >
ZigBeeとIoTは何故相性が良い?

関連記事

NEW

気づいたときには遅すぎる!知っておくべきスマートロックの【締め出し対策】とは?

スマートロックによる締め出しって?どうなっちゃうの? 物理的な鍵を使うことなく、スマホと通信することで施錠・解錠できるのがスマートロックです。導入する方も増えていますね。 スマートロックによる「締め出 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2020.09.26
NEW

超便利!「Echo Show」さえあれば、もうタブレットもリモコンも必要ない。Echo Showでできる8つのこと

Echo Showとは 画像引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07934NYFN?ref=ods_ucc_aucc_bis_nrc_ucc 「Echo Show」は、A ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2020.09.24
NEW

ついに登場!翻訳機能搭載の【スマートマスク】がスゴすぎる!

日本の企業が開発したスマートマスク「C-FACE」とは? 「スマート◯◯」とはインターネットにつながるモノを意味します。スマートフォンを筆頭にスマートスピーカー、スマートリモコン、スマートキーなど身の ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2020.09.23

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2020 AllRights Reserved.