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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.02.04
2019.12.04

ホームIoTを快適にするために「orbi」でメッシュネットワークを導入してみた(前編)

記事ライター:Yuta Tsukaoka

複数のアクセスポイントをまとめる仕組み

メッシュネットワークという言葉をご存知だろうか。2017年ごろからメジャーになってきたネットワーク構成のコンセプトで、簡単に言えば複数のwi-fiルーターを束ねてひとつのネットワークとして扱うというものだ。

ルーター同士、そしてそれらにつながる機器を構成図にすると「網の目」のような見た目になるのでメッシュと呼ばれている。

Google Wifiの接続のイメージ図
(画像引用元:Google Wifi製品ページ)
https://store.google.com/jp/product/google_wifi_learn

これの利点は、メインのルーターからサブルーター、サブルーターからサブルーター、サブルーターからデバイスと、もっとも速度の速い経路をシステムが自動選択するためネットワーク内のどの場所でも最速の接続ができることにある。

と書くとオフィスや工場など、比較的広い場所で使われるもののように思われるだろう。実際、これまではそういったエンタープライズ利用がほとんどだったが、昨年、Google謹製の「Google Wi-Fi」が登場したことによって家庭での利用も広がっている。
Google Wifi
(画像引用元:Amazon)
https://www.amazon.co.jp/Google-Wifi-system-set-replacement/dp/B01MAW2294/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1547688037&sr=8-5&keywords=google+wifi

今回の記事では、前編でホームIoTとメッシュネットワークの相性について、後編で実際に筆者の自宅にメッシュネットワークを導入した経緯からその効果をまとめてみる。

 次ページ >
ホームIoTとメッシュネットワークの相性

 

ホームIoTとメッシュネットワークは相性ばっちり

ほとんどの読者の家庭にもWi-Fiルーターが設置されているだろう。そして、それはおそらく固定電話回線の近くであり、家のすみっこのほうにあると思う。

一般的なルーターのある環境
(画像引用元:Google)
https://blog.google/products/google-wifi/making-mesh-your-wi-fi/

すると、家の中でwi-fiの速度に「ムラ」ができる。

ルーターが設置された部屋がもっとも速く、離れるほどに遅くなり、トイレやバスルーム、寝室といった壁を隔てた空間では4G回線の方が速いのでWi-Fiを切っているということもあるのではないだろうか?

スマホで動画を見る程度なら一時的にWi-Fiを切っても問題ないのだが、Wi-Fi接続のホームIoTガジェットとなると話が別だ。

たとえば、これまでいくつかの記事で「ホームIoTを導入するなら欠かせない」と紹介しているNature RemoはWi-Fiで接続されている。ルーターの位置の問題で接続が不安定になると非常に使い勝手が悪い ーーつまり、エアコンや照明をつけられなくなる。

また、ChromecastやApple TVといったストリーミングデバイスもそうだ。

家の中に発生している「速度のムラ」の中でも遅いところにそれらが設置されていると、せっかく高い料金で契約したNetflixの4Kプランもまるで一昔前のYoutubeのような画質になってしまう。

さらに…と例を挙げればキリがない。AIスピーカー、Zigbeeゲートウェイ、Wi-Fi制御可能なルンバなどの家電類、これらのWi-Fi依存しているすべてのガジェットにとって、ネットワークの「ムラ」はいいことなしである。

そこでメッシュネットワークだ(私の悪い癖なのだが、ようやく本題に入る)。

私の住んでいるマンション(70㎡の2LDK)はそこまで広くもないが、やはりWi-Fiルーターは家の隅っこにあり、家の中で速度のムラがあった。正直、この面積でメッシュネットワークは大げさだと思っていたのだが、実際使ってみると非常に快適である。

メッシュネットワークを導入した環境
(画像引用元:Google)
https://blog.google/products/google-wifi/making-mesh-your-wi-fi/

その設置方法や効果は後編のレビュー記事に譲るが、先ほども例に挙げたストリーミングデバイスは特に効果抜群で、待機時間なしでいきなり4K再生が始まる。

続きは後編

NETGEARの「orbi」
(撮影:Yuta Tsukaoka)

というわけで、メッシュネットワークがいかにホームIoTと相性がいいかを力説する前編はこれで終わる。

ここまで読んでもまだ、自分の家にメッシュネットワークはやりすぎだろうと感じるかもしれないが、ことネットワークの速度と安定性に関して「やりすぎ」はない。速ければ速いほど、安定していればしているほどいいに決まっているのだ。

というわけで、私は自宅にNETGEARの「orbi」を導入してみた。その設置から使用感レビューを掲載する後編を読めばそれを納得してもらえるだろう。

<このライターの記事をもっと読む>
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