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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.02.18
2019.04.30

IoTには欠かせないアプリを簡単に生成できるサービスや、今後注目のアプリをご紹介

現在販売されているIoT化されたさまざまなデバイスの各機能をフルに使うためには、専用アプリが必要不可欠ですが、そんなIoTアプリを簡単に作れてしまうサービスがあるのはご存知でしょうか?ユーザーが自分に便利な組み合わせを自由に作ることができるアプリなども併せてご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

IoTに欠かせないアプリを誰でも簡単に作れてしまうサービスとは?

スマホが普及したことによって一気に知名度が上がったアプリ、正式にはアプリケーション(アプリケーションソフトウェア)と言いますが、Appなどと略されることもあります。

アプリはある目的に応じて使用される専用のプログラムあるいはソフトウェアなどの総称で、ドキュメント系アプリ、グラフィック系アプリ、メディア系アプリ、Webアプリなどから、皆さんにも馴染みのあるiPhoneアプリ、Androidアプリなど色々な種類があります。

その他、電子メールをやり取りするためのメールソフト(メーラー)、音楽を再生するための音楽ソフトなどもアプリです。

IoT化されたエアコンをコントロールする場合、専用に開発されたアプリをスマホやタブレットなどにインストールし、デバイス本体とWi-Fi、Bluetoothなどの通信規格で連携させることでコントロールできるようになります。

プログラミングなどに関する特別な知識などがないと難しく感じてしまうものですが、そんなアプリを誰でも簡単に生成できてしまう「conect+(コネクトプラス)」というクラウドサービスがあるのをご存知でしょうか。

通常、アプリを開発するには開発者や開発を請け負う企業に依頼することになるのですが、金額が数百万円~数千万円などに及んでしまうこともあります。

個人でやろうとしても、スキルを身につけるまでに知識や技術を習得する必要があることや、実際に開発するまでにトライアンドエラーを重ねるため、多くの時間を要するなど、たとえ良いアイデアがあっても実用化にいたるまでには多くのハードルがありました。

ところがこのconect+は、誰もが簡単にノンプログラミングでIoTガジェットのアプリが作れてしまうという画期的なクラウドサービスなのです。(※ガジェット=小道具や装置などのこと)

作りたいIoTガジェットに必要な機能とアイテムを選択するだけでOK、やり直しもその場で行えますので、早い人ではたった1日でIoTアプリを完成させることもできてしまうというのです。

conect+と連携したIoTガジェットの情報もクラウド上にアップされ、ガジェットがどのように利用されているのかなども管理画面から確認することができるほか、ガジェット自体に“スイッチが入ったらメールで通知する”などのルールを儲けることもできます。

初期費用も不要、月額利用料金もわずか980円~とスモールスタートが可能で、なおかつ技術やプログラミング知識などが不要のconect+、興味がある方やアプリのアイデアをお持ちの方はぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

 

IoTプロダクトやWebサービスを使って利用中のサービスを連携させるアプリ

ヤフー株式会社が開発した「myThings」は、IoTプロダクトやWebサービスを使って、ユーザーが自分にとって便利な組み合わせを作ることができるというIoTアプリで、たとえばLINE、Twitter、FacebookなどのSNSや、IoTに対応しているデバイスを組み合わせることで生活がより便利になることを目指したアプリです。

具体的な例としては「天気アプリ」と「プッシュ通知」を組み合わせ、天気アプリで雨が降りそうならプッシュ通知するといった設定をしたり、「Instagram」と「メールアプリ」を連携させれば、フォローしている特定のユーザーがInstagramを更新したらメールが届くようになるように設定したりということができます。

あるいは、ユカイ工学が販売するコミュニケーションロボットBOCCOは、アプリで送信したテキストメッセージをしゃべったり、録音して音声をやりとりしたりといったことができますが、このBOCCOとスマホの位置情報を組み合わせることで「今渋谷駅だよ」などと伝えることができるようになります。

*伝えるメッセージの内容(文字列)はmyThingsのアプリ上で決めることができます。

または、フィットネスバンドとグルメ情報を組み合わせれば、消費カロリーから逆算してランチを決めることも可能ですし、シャープの「ともだち家電」と「活動量計リストバンド(JawboneUP)」を組み合わせて起床時に燃えるゴミの日を家電が教えてくれるようになるなど、現在52のチャンネル(アプリやサービス)が利用できますので、使い方次第でかなり便利なIoTアプリになると言えるでしょう。

 

自分が開発者になれるconect+はぜひ試してみたいサービス

今回はIoTとアプリについて、注目したいサービスや押さえておきたいアプリをご紹介してきました。

「こんなIoTアプリがあったら便利だな」という発想や、具体的にIoTアプリのアイデアを持っていたとしても、開発し実用化するためにはコストや人材など多くの課題があったものですが、それらを解消し、私たち誰もが開発者になれる可能性を生み出してくれたconect+は、ぜひ試してみたいサービスです。

ここからどんなIoTアプリが生まれるか、ぜひ注目してみましょう。

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