iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.01.21
2019.05.01

スマートホームに保険は必要?想定されるリスクを解説

世の中に存在するあらゆるものがインターネットに繋がれる現代において、賢い住宅を実現するスマートホームは、その象徴的な存在です。そして欧米諸国では日本よりも先んじて広く導入されており、スマートホームの保険会社の適用などがはじまっています。

「そもそもスマートホームに保険は必要なの?」という声も聞こえてきそうですが、今回は現状で考えられている懸念点を解説します。また併せて欧米諸国の保険会社が取り入れているスマートホームを活用した商品例をいくつかご紹介していきます。

記事ライター:iedge編集部

スマートホームの導入で想定される2つのリスク

IoTの浸透によって、家庭内のネットワークに繋がるデバイスが多様化し、ネットワークの構成も複雑になってきています。私たちの暮らしにスマートホームが導入されることによって、メリットだけでなく、いくつかのリスクも想定する必要があります。

1-1 サイバーリスク
まずインターネットを活用することによって考えなければいけないリスクのひとつが、サイバーリスクです。身の回りに存在するさまざまな住宅機器をネットワークによって外部と繋げられるということは、ハッキングなどのサイバー攻撃を受ける可能性があります。

外部の人間によってハッキングされてしまった場合、自宅の空調設備をいじられたり、水道栓を勝手に止められたりするだけに止まりません。ネットワークにはさまざまな情報が隠されているため、家族の個人情報が盗まれてしまうかもしれません。

1-2 スマートホームが故障するリスク
次に製品の安全性に関するリスクです。当然、どの製品であっても、正常な動作を永続的にする保証はありません。いつどのタイミングで故障してしまうのかは、想定できないことであり、誤作動を起こす可能性も十分に考えられます。

またリコール対象となった製品などによって、火災などが発生するリスクも懸念するべき点です。気軽に遠隔操作が可能になってはいるものの、安全が完全に保障されているわけではありません。

 

スマートホームの責任は誰が負うべきか?

上記で示した2つのリスクを考えても、スマートホームに保険は必要不可欠です。しかしながら、その責任は誰が負うべきなのでしょうか。2017年時点において、製造元に対して機能やセキュリティを統一させる基準は設けられていません。

そこで考えられる責任者は、スマートホームを利用しているユーザー自身です。自宅に導入できるデバイスを自由に選択でき、それらを利用するorしないは本人次第ということになります。当然、リコール問題などは別ですが、ユーザー側は自らの責任のもと、さまざまなリスクを回避する必要があります。

 

欧米諸国における保険会社の取り組み

先述した通り、スマートホームなどのIoT技術は欧米諸国が日本よりも先んじて広く導入を果たしています。そして現地の保険会社では、そのことにいち早く着目し、スマートホームを活用した保険商品の販売などを行っています。以下で実際の例を見ていきましょう。

【Fireman’s Fund社】
アメリカのFireman’s Fund社では住宅保険にスマートホームを使用したリスクマネジメントを適用しています。居住空間に起こりうるリスクを防止・軽減するため、住宅のオートメ―ション化を顧客に対してアドバイスするなどの対応をしています。

【Allstate社】
同じく、アメリカのAllstate社では、スマートホームのモニタリング機器を提供する企業との提携を行い、それを導入した顧客には25%の保険料割引を行っています。他にも、タッチパッドや窓・ドアのセンサー、配管設備の水漏れセンサーまで無料提供しています。

【Allianz 社】
日本でも損害保険会社として広く知られているドイツのAllianz社では、スマートホームサービスを提供する企業との提携を行い、センサーとスマートフォンを連携させたホームモニタリングシステムなどを消費者に対して提供しています。

 

まとめ

どのような製品であっても、最低限のリスクは考えられます。それらを回避するためにはさまざまな手法が考えられますが、それを保険でカバーすることも可能です。現状ではスマートホームに関する保険はまだまだ定まっていないものの、急速に普及が進んでいる現代だからこそ、ユーザー側があらゆるリスクを想定する必要があります。

関連記事

NEW

「eneplat」とは|脱炭素化を見据えた住宅用蓄電システムを解説

新たな住宅用蓄電システムであるeneplatは、太陽光で発電される電力を利用し、エネルギー自給自足を目指せるシステムです。詳しい仕組みや今後の展開について紹介いたします。   住宅用蓄電シス ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.01.27

スマホの効果的な放熱方法を解説!熱を持つ理由や間違った放熱方法も紹介

スマホを使用しているとき、スマホ本体が熱くなることがあります。スマホが熱くなると、故障や画面のフリーズ、最悪の場合は発火や火傷などの危険性があります。 ではスマホが熱くなったときは、どのようにして放熱 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.01.19

スマートウォッチはソーラー充電が可能?注意点や選び方も紹介

スマートウォッチには便利な機能が備わっており、普段の生活の様々なシーンで広く活用されています。 ただし、一般的な腕時計と比較してバッテリーを多く消費するため、充電をさせる頻度は高くなります。充電作業は ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.01.13

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2023 AllRights Reserved.