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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2023.06.02
2023.06.02

スイッチボットの使い方|我が家をスマートホームに変えるアイデア

記事ライター:iedge編集部

スマートホームとは家電などの機器をネットワークへ接続し、スマホなどで管理、操作できるシステムを採り入れた家を指します。暑くなったらエアコンが作動して温度を下げたり、人を検知して自動的に電灯をつけたり……未来のテクノロジーのようですが、いまからでの簡単に自宅へ導入が可能です。

スイッチボットを利用すれば、音声やスマホで家中の家電などを操作できるスマートホームを実現できます。

スイッチボットってなに?

スイッチボットとは、自宅の家電や照明などをスマホやスマートスピーカーで操作できるようにするスマートリモコンです。

家電や照明を操作するには、リモコンや本体のスイッチなどを使います。スイッチボットを導入すれば、外出先で家電を遠隔操作したり、スマートスピーカーに話しかけたりすれば操作できるようになります。

家電の買い替えや家のリフォームは必要ありません。スイッチボットを導入するだけで、簡単にスマートホームを実現できるのです。

スイッチボットが対応している、主なスマートスピーカーは次のとおりです。

  • Amazon Echo(Alexa)
  • Google Nest(Googleアシスタント)
  • Apple HomePod(Siri)

スマホはAndroidとiPhoneの両方に対応しています。Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」でも操作可能です。

スイッチボットを使えばスマートホームが実現!

スイッチボットを使えば、簡単にスマートホームを実現できます。スイッチボットでできることと、それを実現するために必要な機器を紹介します。

自宅の家電をスマホやスマートスピーカーで操作する

スイッチボットを使うと、さまざまな家電をスマホやスマートスピーカーで操作できます。家電を操作するには、SwitchBot ハブ(ハブミニまたはハブ2)が必要です。

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必要な機器 概要 価格(税込)
SwitchBot ハブミニ 家電をまとめて操作できるスマートリモコン 5,480円
SwitchBot ハブ2 温湿度計つきのスマートリモコン 8,980円

エアコンにテレビ、照明、扇風機、空気清浄機など、スイッチボットで操作できる家電は多岐にわたります。たとえば家に帰る前に外出先でエアコンをつけておく、スマートスピーカーに話しかけてテレビのチャンネルを変える、といったことが可能です。

朝になるとカーテンを自動で開く

スイッチボットを利用すると、朝の起床時に自動でカーテンを開けられます。

必要な機器 概要 価格(税込)
SwitchBot カーテン アプリでカーテンを操作、タイマー機能あり 8,980円

「SwitchBot カーテン」はカーテンの開閉を自動化するデバイスです。スマホでカーテンを開閉できるようになるほか、光センサーで日差しを感知し、自動的にカーテンを開閉してくれます。タイマーを利用した開閉時間の指定も可能です。

SwitchBot ハブと連携すれば、スマートスピーカーや外出先からもカーテンを操作できます。

乾燥していたら自動的に加湿器が起動

スイッチボットなら湿度に合わせて、加湿器のオン/オフを自動的に切り替えられます。

必要な機器 概要 価格(税込)
SwitchBot 温湿度計 どこでも湿度・温度を確認 1,980円
SwitchBot 温湿度計プラス 大画面でより使いやすい温湿度計 2,780円
SwitchBot ハブミニ 家電をまとめて操作できるスマートリモコン 5,480円
SwitchBot ハブ2 温湿度計つきのスマートリモコン 8,980円

「SwitchBot 温湿度計」は室温と湿度を計測できるコンパクトな温湿度計です。画面が大きくなり、背面スタンドがついた「SwitchBot 温湿度計プラス」も用意されています。

SwitchBot ハブミニと連携すると、湿度に応じた加湿器の制御が可能です。たとえば「湿度が30%以下になったら加湿器をつける」というように、乾燥していたら自動的に加湿器が起動します。

SwitchBot ハブ2なら単体でハブ機能+温湿度計機能が利用可能です。

帰宅したら自動的にライトを点灯する

スイッチボットの人感センサーを活用すれば、帰宅と同時にライトを点灯できます。

必要な機器 概要 価格(税込)
SwitchBot 人感センサー 赤外線で人の動きを検知するセンサー 2,780円
SwitchBot スマート電球 スマホやスマートスピーカーで操作できる電球 1,980円
SwitchBot ハブミニ 家電をまとめて操作できるスマートリモコン 5,480円
SwitchBot ハブ2 温湿度計つきのスマートリモコン 8,980円

「SwitchBot 人感センサー」は人の動きを検知するセンサーです。SwitchBot ハブと連携し、人の動きを検知した際にさまざまなアクションを指定できます。

スマホやスマートスピーカーで操作できる「SwitchBot スマート電球」と組み合わせれば、人の動きを検知して自動的にライトを点灯可能です。たとえば玄関に人感センサーとスマート電球を設置すると、帰宅と同時に自動でライトが点灯します。

両手がふさがっているときや、夜間の暗いときでも安心です。

屋内カメラでペットの様子をチェック

ペットを飼っているなら、スイッチボットの屋内カメラによる見守りが便利です。

必要な機器 概要 価格(税込)
SwitchBot 屋内カメラ 広い視野と高画質で部屋を見守るカメラ 3,480円

「SwitchBot 屋内カメラ」は屋内に設置する防犯カメラです。室内の様子をスマホからいつでもチェックできるので、ペットの見守りカメラに向いています。

ナイトビジョンモードを搭載しているため、昼間だけでなく夜間の映像もしっかり映せます。録画やスクリーンショットの撮影もOKです。

屋外カメラでスマートに防犯対策

スイッチボットは室内だけでなく、屋外の見守りや監視も可能です。

必要な機器 概要 価格(税込)
SwitchBot 屋外カメラ 屋外に設置して防犯カメラとして使えるカメラ 1万1,980円
SwitchBot ハブミニ 家電をまとめて操作できるスマートリモコン 5,480円
SwitchBot ハブ2 温湿度計つきのスマートリモコン 8,980円

「SwitchBot 屋外カメラ」は屋外に設置する防犯カメラです。玄関に設置すれば、スマホから自宅周辺の様子を確認できます。

SwitchBot ハブと連携し、画面つきのスマートスピーカーで映像を見たり、ライトを自動でつけたりすることも可能です。

開閉センサーでポストに郵便物が届いたら通知を受け取る

「ポストに郵便物が届いたか確認するのが面倒」というときにも、スイッチボットが便利です。開閉センサーを利用し、郵便物の通知を受け取れます。

必要な機器 概要 価格(税込)
SwitchBot 開閉センサー ドアや窓の開閉状況を検知するセンサー 2,780円

「SwitchBot 開閉センサー」はドアや窓などの開閉状況を検知するセンサーです。このセンサーをポストや郵便受けに設置すれば、郵便物が投函された際にスマホで通知を受けられます。わざわざポストを確認する必要はありません。

我が家をスマートホームに!スイッチボットの使い方

ここからはスイッチボットを使ってスマートホームを実現する方法を解説します。

スイッチボットを使うために必要なもの

スイッチボットを活用するために必要なものは次のとおりです。

  • SwitchBot ハブ(ハブミニ/ハブ2)
  • Wi-Fi環境
  • スマートフォン(スマホ)
  • スマートスピーカー
  • SwitchBotの各種デバイス

SwitchBot ハブ(ハブミニ/ハブ2)

スイッチボットを活用する上で欠かせないのがSwitchBot ハブです。

さまざまな家電の赤外線リモコンを登録・操作できるほか、SwitchBotカーテンや開閉センサーといったスイッチボットデバイスの遠隔操作を実現できます。

SwitchBotハブにはいくつか種類がありますが、現在主流なのは以下の2種類です。

  • ハブミニ:シンプルで安価
  • ハブ2:温湿度計がついた多機能モデル

どちらもハブとして利用できるので、予算や求める機能で選びましょう。

Wi-Fi環境

スイッチボットを利用するためにはWi-Fi環境が必要です。

一部のデバイスはBluetooth接続のみで使えます。しかし、SwitchBot ハブをはじめとするほとんどのデバイスはWi-Fiで通信しますし、Wi-Fiなしでは外部からの遠隔操作もできません。

スイッチボットを導入する前に、Wi-Fi環境を整えておきましょう。

スマートフォン(スマホ)

スイッチボットの設定や操作はスマホの専用アプリから実施します。専用アプリを利用するためのスマホを用意してください。

対応スマホはAndroid(バージョン5.0以降)またはiPhone(iOS 11.0以降)です。

スマートスピーカー

声で家電を操作したい場合はスマートスピーカーが必要です。スイッチボットに対応しているスマートスピーカーを用意しましょう。

スイッチボットに対応している主なスマートスピーカーは、次のとおりです。

  • Amazon Echo(Alexa)
  • Google Nest(Googleアシスタント)
  • Apple HomePod(Siri)

声で操作しない場合は、スマートスピーカーは必要ありません。

スイッチボットの各種デバイス

用途や目的に合わせて、スイッチボットの各種デバイスも用意しておきましょう。

用途/目的 必要なデバイス
カーテンを自動で開閉したい SwitchBot カーテン
温湿度で家電のオン/オフを切り替えたい SwitchBot 温湿度計/温湿度計プラス
人の動きを検知したい SwitchBot 人感センサー
屋内外を見守りたい SwitchBot 屋内カメラ/屋外カメラ
ドアやポストの開閉を検知したい SwitchBot開閉センサー

既存の家電を操作したいだけの場合は、SwitchBot ハブだけ用意してください。

スイッチボットを設定する方法

スイッチボットを設定する流れは次のとおりです。

  • SwitchBot ハブをコンセントに挿す
  • スマホでスイッチボットアプリを起動する
  • スイッチボットアカウントにログインする(ない場合は作成する)
  • リモコンまたはデバイスをスイッチボットに追加する
  • スマートスピーカーと連携する(スマートスピーカーを使う場合)

まずはSwitchBot ハブの初期設定です。本体をコンセントに挿したら、スマホでスイッチボットアプリを起動し、設定を進めてください。

スイッチボットアプリを使うには、スイッチボットアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合は新規作成してください。

初期設定が終わったら操作したい家電のリモコン、またはデバイスをスイッチボットアプリに追加します。声で操作したいときは、スマートスピーカーとも連携しておきましょう。

スイッチボットを使うときの注意点

スイッチボットを使う際は以下の点に注意してください。

  • 対応していない家電やリモコンもある
  • ヒーターやこたつなどの暖房器具での利用は非推奨

対応していない家電やリモコンもある

SwitchBot ハブを使えば複数の家電の赤外線リモコンをひとつにまとめ、スマホやスマートスピーカーで操作できるようになります。しかし、すべての家電やリモコンに対応しているわけではありません。

家電やリモコンによってはスイッチボットに対応していなかったり、一部の機能が使えなかったりします。

ヒーターやこたつなどの暖房器具での利用は非推奨

さまざまな家電に使えるスイッチボットですが、次のような暖房器具での利用は非推奨です。

  • ヒーター/ストーブ
  • こたつ
  • ホットカーペット
  • 電気毛布

スイッチボットを利用すると、誤操作などで家電が勝手に作動してしまうことがあります。家に誰もいない状態でヒーターやこたつなどがつくと、火災の原因となり大変危険です。安全のためにも、暖房器具はスイッチボットで使わないようにしてください。

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