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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.01.14
2019.05.01

スマートホームの本場、米国ではどんなIoTデバイスが人気なのか?

いち早くスマートホームの普及が始まった米国においては、スマートスピーカーが大人気のようです。日本でもスマートスピーカーはようやく認知度を上げ始めていますが、その他の人気デバイスも含めて、米国のスマートホームの現在の主流をご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

スマートホームが進む米国ではスマートスピーカーの存在が大きい

つい先日、日本でもようやく発売となったGoogle HOME。早くからスマートホーム市場に参入してシェアを着実に広げており、日本での発売も決定したAmazon Echo。そして、大きく遅れて2017年12月から米国でも販売が開始されるApple HomePod。

これらは3つのデバイスは、「Google Assistant」「Amazon Alexa」「Siri」など、独自のAI音声アシスタント機能を搭載したスマートスピーカーと呼ばれるスマートホーム向けのIoTデバイスです。

Amazon、Google、Appleいずれも米国の大手企業ですので、現在のスマートホーム市場そのものを米国が牽引しているということが言えそうです。

これらスマートスピーカーの最大の特徴は、音声によるコントロールが可能という点で、AIですので使えば使うほどユーザーの好みや傾向を学習して賢くなり、一人一人(またはその家庭)に最適化されたパーソナルアシスタントに成長してくれます。

対応するデバイスを連携させることで照明をオン・オフしたり、テレビのチャンネルやボリュームを変えたり、天気や交通渋滞情報などを取得したり、映画や音楽などを楽しんだり……ということが簡単にできるようになります。

米国の調査会社Forresterが行った調査「Smart Home Devices Forecast, 2017 To 2022 (US)」によりますと、2022年には6,630万世帯がスマートスピーカーを導入していると予測しています(現在は1,530万世帯が導入しているとされています)。

この数字はアメリカの世帯総数における51%となり、実に半数以上の世帯にスマートスピーカーが導入されるだろうということを表しています。

*ちなみに日本の世帯数はおよそ5,340万世帯ですので、日本に置き換えると全世帯にスマートスピーカーが導入されるほどの規模だと言えます。

今からわずか5年後の予測ですので、大きな誤差もなく実際に普及する数字であろうと言われています。

このことからも、急速にスマートホームが進み、多種多様なスマートホーム関連IoTデバイスが登場する中、米国においてはスマートスピーカーの存在が際立って大きいことが分かります。

*なお米国ではスマートホームよりもコネクテッドホームの方が一般的な呼称ですが、この記事では統一してスマートホームとさせていただきます。

 

米国で人気のスマートホーム関連IoTデバイス

先ほどご紹介したGoogle HOMEAmazon EchoApple HomePodなどのスマートスピーカーのほか、日本では馴染みが薄いサーモスタット(Thermostat)も、米国では人気のスマートホーム関連IoTデバイスです。

米国は日本と比べて住宅の面積も広く、またセントラルヒーティングが主流となっていることもあって、サーモスタットは住宅における非常に重要な装置の一つとなっているのです。

*セントラルヒーティングとは、一つの装置で各部屋に熱を送ることができる暖房方式のことです。

特に人気なのは、Googleが2014年に買収したnest社が開発・販売するnest Learning Thermostatです。

AIを搭載したスマートサーモスタットで、スマホや本体に直接触れることでも制御できますが、搭載されたセンサーが取得する温度や湿度などの情報を元に自動で温度調節を行ったり、オン/オフを行ったりしてくれます。

家中の室内環境を常にコントロールしている米国にとって、このように自動で最適化してくれるサーモスタットはメリットが非常に大きく、光熱費を20~30%近くも効率化することができると言われています。

 

米国ではスマートホームにおける「セキュリティ」も重要

ここまでご紹介したデバイスは生活をより便利に、快適にしてくれるという側面が強いものですが、米国ではそもそもスマートホームにおいては「セキュリティ」が重要視されています。

中でもVivint社はセキュリティシステムを販売する企業でしたが、よりユーザーに近い目線でサービスを提供していることからも人気のようです。

Vivintが販売するスマートホームスターターキット(音声が流れますのでご注意ください)では、7インチのタッチスクリーンに加えて、ドア/窓センサー、人感センサー、ガラス破損センサー、洪水/凍結センサー、煙感知器、一酸化炭素検出器などから、6つのセンサーを選択することができます。

月額制のサービスに加入するとスタッフが自宅まで設置や説明に来てくれたり、トラブルの際などに24時間対応してくれたりと、よりユーザーの立場に立ったサービスを提供しています。

顧客との契約年数が平均9年と長いことからも、ニーズにしっかり応えられている米国のスマートホームサービスと言えるのではないでしょうか。

日本でもいよいよスマートホーム関連デバイスが認知され始め、Google HOMEやAmazon Echoの販売開始によって、さらに興味を抱く人や導入する人も増えてくるものと思われます。

米国のようにスマートホームデバイスの中でもスマートスピーカーが普及していくのか、それとも別のデバイスや新たなサービスなどが開発され普及していくのか、非常に興味深いところです。

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