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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.10.18
2019.12.19

介護ロボットとは?導入の際の補助金やメリット、課題について【テクノロジー・AI入門編】

記事ライター:KEITA.SH

深刻な人手不足に悩まされている介護業界ですが、近年はロボット技術の力を借りた新たなシステムの導入が進んでいます。「介護ロボット」と呼ばれるそれは、最新のロボット技術を応用して「知能化」したロボットを指したものです。

今後確実に到来する超高齢化社会と、深刻な介護士不足を解決することが期待されている介護ロボットとは一体どのようなものなのでしょうか。この記事では、介護ロボットの概要やメリット・デメリットに加えて補助金制度についても詳しく解説していきます。

▼この記事でわかる!

  • 介護ロボットとは何か?
  • 介護ロボットの種類
  • 介護ロボットのメリットや課題について

 

介護ロボットとは?

厚生労働省によると、介護ロボットは”ロボット技術が応用され利用者の自立支援や介護者の負担の軽減に役立つ介護機器”と定義されています。
(引用:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000210895.pdf)

「ロボット技術」についてもう少し詳しく紹介しますが、そもそもロボットと呼ばれる機器は以下の3つの条件を満たしていなければなりません。

・情報を感知(センサー)
・判断する(知能・制御)
・動作する(駆動)

この3つの要素を含んで知能化されたシステムのことをロボットと呼び、さらにここに利用者の自立支援や介護者の負担軽減という役割を持たせたものが「介護ロボット」と定義されます。

介護の現場には数多くの重労働が存在しますが、これらを介護士が全て負担していると肉体的な負荷がかかりすぎてしまい、腰痛や腱鞘炎といった労災を引き起こしかねません。
例えば要介護者のベッドへの移動をサポートするのは毎日の作業ですが、腕や腰に大きな負担がかかる作業でもあります。
この作業をロボットに任せるだけでも、介護士の肉体的な負担を大幅に減らせるのです。

また、認知症患者を見守るのも介護施設における重要な仕事のひとつですが、どうしても手が足りなくなったり、夜中にこっそり抜け出されたりといった事故が起こってしまいます。
このような事態を防ぐために、センサー付きのカメラを施設内外に仕掛けておき、深夜や休憩中など本来は人が出入りしない時間帯に誰かが施設の外に出ようとしたら職員へ通知が行くシステムを利用すれば、認知症患者のサポートに回ることもできるでしょう。

介護ロボットはこのような役割によって、介護業界の処遇を改善することが期待されており、多様な用途に対応できるように様々な種類の介護ロボットが開発されているのです。
 

介護ロボットの種類

介護ロボットには大きく4つの種類があり、それぞれに備えている機能が異なります。
ここからは重点的に開発が進められている介護ロボットの種類と機能を見ていきましょう。

移乗支援

介護施設に入居している高齢者の方の中には足腰が弱く、自力で歩いたり起き上がったりできない方も少なくありません。
こういった方々をベッドから車椅子へ移動させる「移乗作業」が必要になりますが、これは作業者に大きな負担がかかる作業でもあります。

移乗支援については、装着型パワーアシストの介護ロボットを導入することで、介護者の筋力をサポートして無理なく業務が遂行できます。また、他にも非装着型の移乗支援ロボットも開発されており、より高度な介護支援を実現しています。

移動支援

移動支援の介護ロボットは、介護士ではなく介護を受ける本人が足腰に装着することで移動を楽にするものです。

転倒を防止するだけではなく歩行をサポートする役割を果たすもので、両足に装着した器具が互いに通信を行い、片足を地面に着けている際はもう片方の足を自動的に振り上げるようにサポートします。

排泄支援

高齢者になると排泄についても介護士の力を借りる必要がありますが、この排泄を支援するロボットも存在します。排泄物の処理を自動で行うロボットや排泄のタイミングを予測して的確なタイミングでトイレへ誘導するロボットも開発されているのです。

また、トイレへ自力で通える方向けに、衣服の着脱などトイレで行う動作を自動的に肩代わりしてくれる介護ロボットも存在します。

これらを導入することで、介護施設における排泄業務の負担が大きく軽減されるでしょう。

 

認知症患者の見守り

認知症の方は深夜徘徊など命にかかわる事故を引き起こしかねないので、24時間体制で見守る必要があります。しかし、これらを人力で行うと大きな負担を強いられてしまうため、見守りセンサーなどを導入してモニターで見守る仕組みも考案されているのです。

こうした介護ロボットを全て導入するには多額の費用が必要になりますが、介護ロボットの導入については助成金の利用が許可される場合もあります。
介護ロボットの導入を検討している方はぜひ補助金や助成金についても理解を深めておきましょう。
 

介護ロボットにまつわる補助金制度

介護ロボットの導入については経済産業省や中小企業庁などが補助する補助金・助成金の利用が認められています。主な補助金・助成金は以下の通りです。

・ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)(経済産業省/国立研究開発法人日本医療研究開発機構)
・課題解決型福祉用具実用化開発支援事業(経済産業省/国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
・戦略的基盤技術高度化支援事業(中小企業庁/地方経済産業局)
・ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(中小企業庁/全国中小企業団体中央会)
・デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発(情報通信利用促進支援事業費補助金)(総務省)

これらの補助金・助成金を活用して介護施設の環境改善に取り組んでみましょう。

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介護ロボットのメリット・デメリット

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