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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.07.13
2020.07.13

大手を厳選!ポケットWi-Fiの料金やメリット・デメリットを比較

記事ライター:bridge

働き方改革やコロナウイルスの感染拡大の影響により、職場以外の場所で仕事をする人が増えています。ほとんどの仕事でインターネット接続が必須のため、そんな時に役立つのがポケットWi-Fiです。この記事ではポケットWi-Fiキャリアの中からビジネスユースでも信頼できる大手に厳選し、料金やメリット・デメリットを比較します。ぜひポケットWi-Fi選びの参考にしてください。

ポケットWi-Fiの需要が増加中

テレワークの必要性が叫ばれる今日この頃、いつでもどこでもインターネットに接続できる環境が求められ、ポケットWi-Fiの需要が増加しています。その理由について調べてみました。

なぜポケットWi-Fiが必要なのか

どこでもインターネットに接続できる環境を作る手段としては、ポケットWi-Fiとスマホによるテザリングがあるかと思います。テザリングはスマホさえ持ち歩けばいいのがメリット。荷物を増やす必要がなく手軽です。一方で、スマホの通信量増加による料金の高騰や通信速度の制限、スマホのバッテリーが激しくなるというデメリットがあります。また、通話中はテザリングができないため、電話しながらインターネットで調べ物ができません。

一方、ポケットWi-Fiによるインターネット接続であればスマホの通信速度の制限やバッテリーの消費を気にする必要がなく、スマホでの通話中と使用することが可能です。月額費用が必要かつ、手荷物が1つ増えるというデメリットはありますが、仕事行ううえではポケットWi-Fiの方が利便性に優れているといえます。

働き方改革が後押し

ポケットWi-Fiの需要が増加した要因のひとつは、政府による働き方改革の推進が挙げられます。この中で推奨されるテレワークではインターネット接続環境が必須です。自宅であればすでにインターネット環境があるかもしれませんが、それ以外の場所で業務を行うには自分でインターネット接続環境を用意する必要があります。その手段のひとつとしてポケットW-Fiの需要が増えているわけです。

「新しい生活様式」でさらに注目

さらに、コロナウイルス感染拡大の影響によって求められる「新しい生活様式」では、業務以外にもテレワークの概念が拡大。学校や塾でのオンライン授業、全員が自宅から参加するオンライン飲み会など、より多くのことをオンライン化することが推奨されています。コロナウイルス収束後もこの流れは残るとみられ、ポケットWi-Fiの需要は今後さらに伸びると見込まれているのです。

大手ポケットWi-Fiキャリアの比較

ポケットWi-Fiのキャリアは多く存在します。仕事に使うためには通信の安定性や速度が重要ですよね。この記事では大手のキャリアに絞って、料金プランやメリット・デメリットなどを比較します。

比較表を確認

まずはそれぞれのキャリアのプランの基本的なスペックを比較表にしました。

UQ WiMAX au docomo Softbank Y!mobile
プラン ギガ放題 モバイルルータープラン 5Gギガホ 5Gギガライト ギガホ ギガライト メリハリプランforデータ ミニフィットプランforデータ Pocket Wi-Fiプラン2(ベーシック) Pocket Wi-Fiプラン2(ベーシック、アドバンスオプション加入)
月額料金 3,880円 4,292円(2年契約時)

4,462円(2年契約なし)

7,650円(各種割引あり) 1,980円~(従量制) 7,150円(各種割引あり) 1,980円~(従量制) 7,480円(各種割引あり) 3,980円~(従量制、各種割引あり) 3,696円 4,380円
通信容量 上限なし 上限なし 100GB 7GB 30GB 7GB 50GB 5GB 7GB 上限なし
契約年数 2年 2年またはなし なし なし なし なし なし なし なし なし
速度制限 3日間で10GB以上使うと翌日の夜間が最大1Mbps に制限 3日間で10GB以上使うと翌日の夜間が最大1Mbps に制限 100GBを超えると3Mbpsに制限 7GBを超えると128kbpsに制限 30GBを超えると1Mbpsに制限 7GBを超えると128kbpsに制限 50GBを超えると128kbpsに制限 5GBを超えると128kbpsに制限 7GBを超えると128kbpsに制限 3日間で10GB以上使うと翌日の夜間が最大1Mbps に制限
最大通信速度 1.2Gbps 1.2Gbps 4.1Gbps 4.1Gbps 1.3Gbps 1.3Gbps 988Mbps 988Mbps 988Mbps 988Mbps


以下からは各キャリアの特徴について説明します。

UQ WiMAX

UQ mobileとのセットプランがお得

UQ WiMAXは格安スマホであるUQ mobileも運営しているため、これらを合わせて契約した際のセットプランがお得。両方契約することで月あたり500円の月額料金割引があります。

最大通信速度は1.2Gbpsと十分です。また通信量の上限がないので、テレビ会議などを頻繁に行う場合にも安心。

ただし、契約年数が2年縛りという点が気になるところではありますので、これから先も長くテレワークを行う予定がある人にはおすすめです。

製品ページ:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/

au

auスマホとのセット割で料金割引

auのポケットWi-Fiプランはauのスマホを契約することでセット割が受けられるのが特徴です。auのスマホはシェアが高いキャリアの1つで、使っている人も多いことでしょう。すでにauのスマホを使っている場合は検討の価値があります。長く使うことがわかっている場合にはさらに2年契約で月額170円の割引が適用になります。

また、通信量の上限がないというところも嬉しいポイント。仕事に使う通信量は一定ではなく変わるもの。通信量の上限がなければ残りを気にすることなく仕事に集中できますよね。auのスマホを使っていて追加でポケットWi-Fiを検討している人におすすめです。

製品ページ:https://www.au.com/mobile/product/data/

docomo

安心のdocomoの電波と品質

docomoといえば日本での携帯電話最大手です。その対応エリアの広さと品質には定評があります。仕事に使うならやはりポケットWi-Fiの品質と安定性は重要ですから、docomoなら安心して使えることでしょう。

また、他社に先駆けて次世代通信規格である高速の5Gに対応したポケットWi-Fiの通信サービスを開始。最大4.1Gbpsという並の固定回線よりも高速なインターネット通信に対応します。

基本料金は7,650円と高額に見えますが、ここからdカードお支払割やみんなドコモ割などの各種割引を適用していくことで他社並みの料金に抑えることができます。月によって通信量が大きく変わる人のために従量制プランがあるのも嬉しいですね。通信の品質と安定性を重視する人はもちろん、通信速度にこだわる人や5Gをいち早く体験したい人にもおすすめです。

製品ページ:https://data.nttdocomo.co.jp/wifi_router/

SoftBank

SNSや動画でギガを消費しないプランあり

SoftBankのポケットWi-Fiプランには、SNSや動画でギガを消費しないプランがあるのが特徴。せっかくポケットWi-Fiを使うからには、仕事だけじゃなくプライベートでも活用できると嬉しいですよね。使用頻度の高いSNSや動画でギガを消費しなければ、通信容量に大きな影響を与えずに使えることでしょう。

料金は7,480円と高いように見えますが、docomoと同じく各種割引を適用すると他社と同程度にまで下げることができるほか、従量制プランがあるのも特筆すべき点です。ただし、どのプランも最大通信容量を超えると128kbpsというかなり遅い通信速度に制限されるので注意が必要。ポケットWi-Fiを仕事で使うとともに私用としても楽しみたい人におすすめです。

製品ページ:https://www.softbank.jp/mobile/products/data-com/

Y!mobile

データ容量無制限プランありでテレビ会議し放題

Y!mobileには月額684円のアドバンスオプションというオプションが存在し、こちらに加入することで通信容量を通常7GBに制限されている月間データ通信量を上限なしにできます。テレビ会議など、仕事でギガ消費が多い業務が頻繁にある場合は、加入しておいた方が安心でしょう。

アドバンスオプションに加入しない場合には、通信容量の残りが0%になると自動的にデータ容量を追加するオートチャージオプションが使えます。1か月ごとのオートチャージ上限回数も設定できるため、予算や使い方に合わせて利用可能。データ通信量が足りない月には後から追加できますし、上限設定できることから使いすぎの心配もなく安心です。通信容量の上限がなくても良いという人にも、上限がないほうがいいという人にも、幅広くおすすめできます。

製品ページ:https://www.ymobile.jp/plan/data/

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