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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.11.05
2019.12.18

デジタライゼーションとは?金融イノベーションへ向けた企業の取り組みやメリットデメリットについて【テクノロジー・AI 入門編】

記事ライター:KEITA.SH

時代が進むにつれて社会のIT化はどんどん進み、今やITなしの生活は考えられなくなっています。

それはビジネスでも同様で、一見ITとは無縁と思われるものにまで浸透している現状があります。もはや業種に関係なく、あらゆる産業がITの恩恵を受け、ITなしではビジネスが成立しなくなってきているといっても過言ではありません。

このように、ITによってモノや仕組み、サービスを進化させたり付加価値を付けたりすることを「デジタライゼーション(Digitalization)」と呼びます。今回はデジタライゼーションとは何か、混同されがちやデジタルトランスフォーメーションとの違いや、メリット・デメリット、さらには具体的な取り組み事例なども併せてご紹介していきます。

▼この記事でわかる!

  • デジタライゼーションとは何か
  • デジタライゼーションとデジタル・トランスフォーメーションの違い
  • デジタライゼーションによる金融サービスの取り組みと変革

 

デジタライゼーションとは?

デジタライゼーションは、ITによって製品やサービスに付加価値をつけたり、業務効率化を図ったりする取り組みのことを指します。

分かりやすい身近な例で言えば、飲食店や美容室を選ぶとき、従来は口コミやフリーペーパーなどを参照して選ぶことがほとんどでした。しかし現在では、複数の店舗情報が掲載されたポータルサイトが登場。気になるお店の料金やメニュー、さらには詳しい口コミを調べたりすることも可能になりました。

また、従来は現金やクレジットカードでの支払いが当たり前でしたが、「電子マネー」や「QRコード決済」が登場したことにより、現在では財布を持たずにスマホのみでキャッシュレス決済が可能になっています。

このようにデジタライゼーションでは、既存の製品やサービスをIT化し価値を高める効果が期待できるほか、企業にとっても生産性向上や業務効率化などが実現できるようになります。

デジタライゼーションが最近注目されるようになったのは、スマホなどモバイル機器の普及が大きく関係しています。モバイル機器により人々はいつでもどこでもインターネットを使えるようになり、モバイルインターネットを活用したシステムやアプリ、サービスなどが続々登場しました。結果IT市場はさらに拡大し、デジタライゼーションを重要視する企業が増えました。
 

デジタライゼーションとデジタルトランスフォーメーションの違い

デジタライゼーションと混同しがちな言葉に、「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」があります。なかには「デジタルトランスフォーメーション=デジタライゼーション」と捉えている方も少なくありません。しかしこの2つは全く意味が異なります。

デジタルトランスフォーメーションという言葉を提唱したのは、スウェーデンにあるウメオ大学の教授、エリック・ストルターマン氏です。

エリック・ストルターマン氏は「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でよりよい方向に変化させる」と述べ、それを表す言葉としてデジタルトランスフォーメーションという名前をつけました。当初は専門的な研究に対するアプローチに言及したものでしたが、一般にもその概念は普及しました。日本では調査会社の「IDC Japan」が、「ビジネスでは企業がIT化により自社製品やサービス、さらにはビジネスモデルなどを変革していき、競争上の優位を確立すること」と言及しています。

つまりデジタルトランスフォーメーションは「企業が自社ビジネスモデルやビジネスプロセスなどの組織のあり方自体を、ITにより丸ごと変革する概念」であり、デジタライゼーションはそれよりも低いレイヤの「ITにより自社製品やサービスに付加価値をつけたり、業務効率化などを行う」という意味になります。

さらに分かりやすく言えば、デジタルトランスフォーメーションは経営レベルで取り組むべき事柄である一方で、デジタライゼーションは現場に近いレイヤにおいて取り組む事柄と考えることもできます。

この関係性から、まずデジタライゼーションを行い、それから組織改革まで含めたデジタルトランスフォーメーションを実現させようとする企業もあります。ただし、必ずしもデジタライゼーションの延長線上にデジタルトランスフォーメーションが実現できるというものでもありません。

あくまで製品やサービス、業務効率化に対するアプローチであるデジタライゼーションは、ビジネスモデルの変革という役割までは担うことができません。企業としてはまずデジタライゼーションを行い、それから次の段階としてIT化を組織内部にまでしっかり浸透させ、自動化されたシステムやアプリケーションで稼働できる体制を作る努力が求められます。
 

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メリットとデメリット

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