このサイトでも、これまで「Echo Show 5」や「Nest Hub」そして少し古いものとしては「Echo Spot」など紹介してきたスマートディスプレイ。
あまり大きな人気を呼んでいるようにはまだ見えないが、先日のプライムデーで半額近くなっていたEcho Show 5はきっとよく売れただろう。
一方、日本国内では10インチクラスの大型スマートディスプレイはあまり陽の目を見ていない。
そもそも製品数も多くなく、普通に購入できる商品としては10インチモデルの「Echo Show」、そして同じく10インチの「Lenovo Smart Display M10」くらいしか見当たらない。
そんな中、これまでコツコツとサードパーティとしてスマートディスプレイを作ってきたLenovoから、Echo Show 5キラーとして市場に投入されたのが「Lenovo Smart Cock」だ。
価格は、Echo Show 5の通常価格9980円に対し、少しだけ安い9,892円。
対抗馬としてEcho Show 5を意識していることがよく分かる。
では、さっそく開けてみよう。
初対面の印象は「小さい!」
(撮影:筆者)以下全て同じ
これが化粧箱。左下に「Ok Google」とあるように、Google Assistantが搭載されている。
箱の側面はこう。余計なことを書いていなくて、かなりクールな印象。
裏面はこう。Echo Show 5やNest Hubでは、希望いっぱいの使用例が描かれていたが、この面もかなりクールだ。
ちなみに、左右の側面のうち片面は何も印刷がなく、もう片面はバーコードなどが貼られているだけだった。
そういうわけなので早速開封。
丸く透明な封緘シールをそっとカッターで切り…
開いてみると、こう。
同梱物はこれだけ。
本体、電源ケーブル、そしてドキュメントが2つ。
最初に抱いた率直な感想は「小さい!」だ。箱の大きさや印刷からは想像できないほど小さい。
もう多くの人が忘れているだろうが、あの懐かしいChumbyと同じくらいの大きさだ。
試しに、手元にあったHuaweiの「Mate10 Pro」と並べてみる。
6インチのスマートフォン(左)と比べて、かなり小さいのがわかるだろう。
測ってみると画面の対角は10.4センチだったので、4インチディスプレイということになる。
ディスプレイに対し、奥行きは大きく10センチ弱。
ここにスピーカーが搭載されているので、音質を優先した設計とみられる。
こちらが本体背面。
左から、電源ポート、マイクのオンオフ切り替えスイッチ、そしてUSB-Aポートだ。
ちょっと気が利いていると思えるのがこのUSB-Aポートで、ここからスマートフォンなどを充電可能となっている。枕元に置く設計であることがよく分かる。
本体底面に貼られた滑り止めにはロゴと各種認証マーク。
そして、写真からわかるように全体がファブリック素材で覆われている。インテリアに溶け込もうとする最近のスマートデバイスの流行に乗った形だ。
最後に、本体上面。
ここを「叩く」ことでアラームを止めることが可能。目覚まし時計を意識していることがここからもわかる。
開封の儀は以上だ。
Echo Show5キラーになるか?