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2023.04.27
2023.04.27

20段階で画面が曲がるテレビがLGエレクトロニクスから登場!

記事ライター:iedge編集部

現在、テレビと言えば薄型テレビが主流です。大きく湾曲した画面は、映画館ぐらいでしかお目にかかることはないでしょう。そのような中、LGエレクトロニクスから、曲率調整可能な「LG OLED Flex」が発売されました。

LG OLED Flexの基本性能

LG OLED Flexが持つ特徴的な機能

20段階で曲がる画面|平面から曲面まで

高さやチルトが簡単に調整可能

ゲームに特化した各種機能

反射防止加工で没入感を向上

画面が曲がることで得られるメリット

視野が広がる

画面から自分までの距離が一定に保たれる

同じ画面サイズのモニタより場所を占有しない

まとめ

 

LG OLED Flexの基本性能

LG OLED Flex基本性能をご紹介します。

大きさはW×H×Dが937×614~754×297mm。高さはコンテンツに合わせて自在に調節可能。チルトも前に10°、後ろに5°まで調整できます。画面サイズもモニタ上で27、32、42インチと変更可能です。画素数は3840×2160。AIを搭載し、画質はシーンに合わせて最適化できます。

オーディオ面では、40W、2.2chのフロントスピーカーと、映像に合わせて音が360°移動するDolby Atmosに対応しており、迫力のある立体的なサウンドを楽しめます。低音感も細かな音の再現性も十分で、オーディオ面でも満足度の高い仕様です。

LG OLED Flexが持つ特徴的な機能

LG OLED Flexが持つ最大の特徴は、やはり画面が大きく曲げられることでしょう。平面から曲面まで、コンテンツや好みに合わせ、20段階もの調整が可能です。また、高さや傾きも調節できるため、自分の好みに合わせた環境を作れることも特徴の一つです。

20段階で曲がる画面|平面から曲面まで

LG OLED Flexは、一定の曲率で固定するのではなく、平面から曲面まで好みに応じて5%刻みの20段階で曲がり具合を調整できる点が特徴です。曲率は最大で900R。有機ELは液晶パネルとは異なり発光体であるバックライトを使用しない自発光型のパネルのため、画面を曲げられます。LG OLED Flexはこの特性を利用して画面を曲げられるようにしているのです。曲率を自由に調整できるテレビは日本初。LG OLED Flexは視聴距離やコンテンツに合わせて、最適な環境を調整できるのです。

高さやチルトが簡単に調整可能

LG OLED Flexは、高さやチルト(前後角度調整)を自分好みの環境に調整できるという特徴があります。

LG OLED Flexには曲がる部分である薄型パネルを支える大きめのアームと、それを支えるスタンド部分があり、スタンド部分は高さとチルトの調整機構を備えています。高さは614~754mmまで調整可能、チルトは前に10°、後ろに5°まで傾斜調整が可能です。

まるでゲーミングモニタのように、机や椅子の高さ、自分の位置に合わせて、ゲームジャンルや視聴コンテンツを見やすい角度で調整できる仕様です。

ゲームに特化した各種機能

LG OLED Flexはゲーム用モニタとしての仕様も想定されており、ゲーミング機能も充実しています。

FPSやRTSなど、ゲームジャンルや好みによって画像のサイズをモニタ上で27、32、42インチと変更可能。マルチビュー機能で2画面を同時に映し出すこともでき、攻略情報を見ながらプレイすることもできます。さらに、4KのHFR(ハイフレームレート)にも対応しており、最大秒間120フレームでの表示も可能であるため、レースゲームでもスピード感あふれる映像が楽しめます。

また、エコーキャンセリングマイクが内蔵されており、ゲーム用ヘッドセットがなくてもボイスチャットの声を明瞭に伝えられます。

反射防止加工で没入感を向上

有機ELディスプレイを利用した曲がるテレビでは、画面への映り込みや反射が心配だという方もいらっしゃるでしょう。

LG OLED Flexの画面はSAR(Super Anti Reflection)技術を採用しており、明るい場所でもスクリーンへの映り込みが軽減され、明るい部屋でも見やすくなっています。反射率は販売中のLG OLED G2やC2シリーズと比較し低減されており、周囲の照明や物体なども映り込みにくく、映像の世界やゲームの世界により深く没入できます。

画面が曲がることで得られるメリット

曲がるテレビモニタには、いったいどのようなメリットがあるのか、そして平面モニタと比較して、湾曲型モニタはどこが優れているのでしょうか。

ここでは、画面が曲がることで得られるメリットについて、3つのポイントをご紹介します。

視野が広がる

一つは、画面が曲がっていることで両サイドの視野が広がるワイドパネルになります。ワイドモニタは横幅が広い分視点移動が多くなり目が疲れるという点がデメリットでした。しかし、平面モニタに比べ湾曲型モニタは、ワイド画面を視野に収めやすくなります。そのため、視点移動が軽減され、目への負担が軽くなることが特徴です。また視野が広がることで、ゲームにおける一画面の情報を多く得やすくなります。さらに、情報を得るための視点移動が狭く済むため、焦点を合わせるエリアが広くなり、長時間画面を見ていても目が疲れないという点もメリットとして挙げられるでしょう。

画面から自分までの距離が一定に保たれる

二つ目は、曲がるテレビのモニタは、こちらから見て丸く自分を囲うような配置になるため、画面から自分までの距離が全画面一定に保たれる点が挙げられます。画面が自分を囲うように湾曲していることで、位置によって見づらいということがなく、どこの角度から見てもバランスよく見えるのです。画面端の情報も画面中央部分と同じ距離感で見られるため、これによって視点移動も少なくなり、焦点を合わせやすくなり目が疲れにくくなるというメリットにつながります。

同じ画面サイズのモニタより場所を占有しない

三つ目は、同じ画面サイズの平面モニタと比較して、場所を占有しない、というメリットが挙げられます。平面モニタと湾曲モニタでは、内側に丸くなっている分横幅に差が出てきます。曲がるテレビのモニタのほうが横幅も小さくなり、これによって省スペース性が生まれるのです。占有スペースを狭くすることで、例えばゲーム機や外付けのHDD、プレイヤーなど他の物を置く余裕ができ、テレビの周辺やテレビラックの上をすっきりさせられるのです。

まとめ

LGエレクトロニクスによると、主なターゲットは趣味への出費を惜しまない人たちだとのことです。確かに少々高価ではありますが、普通のテレビの機能に加え、パソコン用モニタ、ゲーム用、映画用スクリーンと1台で何役もこなし、豊富な機能でさまざまなシーンを楽しめる。その点が魅力となるのではないでしょうか。

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