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2021.02.25
2021.02.25

【インタビュー】マンション住人が求めた、IoTを活用した新しいライフスタイルとは

アクセルラボ(東京・渋谷区)が提供するIoT・スマートホームのプラットフォーム『SpaceCore』の導入が、新築分譲マンションで進んでいる。

今回は、『SpaceCore』導入に至った経緯や、導入による購入検討者の反応について、日鉄興和不動産(東京・港区)に話を聞いた。

記事ライター:iedge編集部

東京都港区に本社を置く日鉄興和不動産は、東京や都心部でのオフィスビルの開発・運営から、新築分譲マンション・高級賃貸マンションの企画・開発・運営など、幅広い不動産事業を展開している。

同社が開発・販売する自社分譲マンションブランド「Livio(リビオ)」シリーズ、その強みは住人への新しいライフスタイルの提供にある。

日鉄興和不動産では、新しいライフスタイルの提供のために様々な取り組みを行っている。単身世帯の価値観や暮らしを研究し、ワークショップなどを通じて生まれたアイデアを物件でカタチにする「+ONE LIFE LAB」(以下、プラスワンライフラボ)。次世代の暮らしを開発・実装する共創型の取り組みとして、広く他業界の先進テクノロジーやノウハウを有する協力企業とともに、アイデアを具現化していく「Co-Creation BASE(コ・クリエイションベース)」(以下、コクリバ)。

マンション開発の現場において、多様化するライフスタイルに応え、価値観の変化に対応していくために、プロジェクト単位でさまざまなアイデアを具現化して、生活者の声や実感値を定期的に取得することで、実装プロダクトのアップデートや次の製品開発につなげている。

今回『SpaceCore』が導入されたリビオレゾン入船は、東京都中央区に位置する総戸数36戸の分譲マンションで2021年8月下旬に竣工予定だ。『SpaceCore』の導入を企画したのは住宅事業本部・開発第二部・第三グループの牛島卓也さんだ。牛島さんは2019年入社の社会人2年目(取材当時)の若手社員で、物件の企画・開発や販売方法、集客施策などの業務にあたっている。

 

日鉄興和不動産・牛島さん

 

『SpaceCore』が選ばれた、3つのポイント

―新築マンションにIoT機器を導入するに至った経緯を教えてください。

2020年3月頃のことです。リビオレゾン入船の設計は完了しており、部屋の間取りなどの変更は難しい段階だったのですが、これから本物件へ住む人へさらに提供できるサービスがないかと考えていたことがきっかけです。

リビオレゾン入船は、シングルやDINKSをターゲットとしたマンションです。新型コロナを踏まえて、お客様がもっと快適に住める“何か”がないのか。最近流行っているスマートロックやIOT関連の商品など様々なサービスを考えました。近年、都心のマンション価格が上がってきていることからも、広い部屋に住むことは難しくなってきています。その一方で、豊かな生活には憧れている。そういったなかでIoTやスマートホームサービスを検討し始めました。

 

―実際に『SpaceCore』に決めた理由を教えてください。

大きく3つのポイントがあります。
1つ目は、『SpaceCore』なら様々な家電・機器をひとつのアプリで操作できるということです。他社メーカーの多くは、1つのアプリで1つの家電や同じメーカーの機器のみしか操作できないというものが多かったです。

2つ目は、アプリのアップデート性です。他社の商品では、一度設置してしまったらそれ以降の他の既製品には対応できないことが多かったです。しかし、『SpaceCore』は設置後もアプリ側のソフトサービスがアップデートされていくことで、お風呂や床暖房等の遠隔操作(※1)、スマートロックなど今後新たな機能が追加されていく点に魅力的に感じました。

3つ目は、コスト面ですね。『SpaceCore』は他社よりも事業を進めていくうえで導入できる範囲内の価格だということも良かったですね。

※1)サービス内容は現時点の物であり、今後変更となる可能性があります。

 

―『SpaceCore』の導入・設置はスムーズだったのでしょうか。

私自身、IoTやスマートホームに詳しいわけではないので、素朴な質問などにも丁寧に対応いただきました。

また、実際に物を見てみないと分からないことが多いということで、お客様がきちんと使えるのか、アフターサービスはどうなっているのかなど、実際の建設現場に来ていただきスマートロックの取り付け工事方法の説明、機器の実演などもいただくことができて、大変感謝しています。

 

 

若い世帯のライフスタイルで活かされるIoT・スマートホーム

―『SpaceCore』を設置して、購入検討者の反応はどうでしょう。

リビオレゾン入船のターゲットとなるのは単身女性やDINKSなどの世帯です。IoT・スマートホームというキーワードを取り入れたことでの反応は良く、様々な機器がアプリひとつで完結できるという点も、好感触です。

また、物件の場所が東京駅から1.2キロで、夜遅くまで仕事をしているような忙しい方が住人になることも想定しているため、簡単な操作で機器を動かせることで帰宅したらすぐに入浴できたり室内の空調が整っていたりと時短に繋がって快適、といった話もいただいていますね。

 

―非常に良い反応なのですね。一方でサービスへの要望はありますか。

『SpaceCore』を導入するために設置する機器のインテリア性・デザイン性をより洗練させていただければ嬉しいと思っています。

マンションや家を買う方は、家具ひとつをとってもこだわって選ばれる方が多いです。そういった住人の趣味嗜好に合わせたデザインを選ぶことができたり、高級感のある物件でも置いて遜色のないインテリア性が高いものできたりすれば、さらに導入しやすくなると感じています。

 

―IoTやスマートホームなど、新しいものを取り入れていく日鉄興和不動産ですが、今後の展望などはありますか。

リビオシリーズをはじめとした当社のマンションの強みは、住む方への新しいライフスタイルの提案です。当社では、業種の垣根を越えてアイデアを募り、新しい価値を創造し、継続的にアップデートを繰り返していくことで、変わりゆくライフスタイルやお客様のニーズをくみ取り、新しい発想で住まう人に満足していただくことを重要視しています。

そのために今後プラスワンライフラボやコクリバの更なる活用やチャレンジを、続けていきたいと思っています。

 

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