折り畳み式iPhoneの名前はFlip？9月発売？ 最新情報と噂まとめ

8月も下旬となり新しいiPhoneの発売時期が近づいてきました。しかしながら、情報も噂も収束するどころか増える一方。まだまだ次期iPhoneの真の姿はあきらかになっていません。今回もそんな次期iPhoneについての情報と噂をまとめてみました。

アップル初の折り畳み式スマホ「iPhone12 Flip」が登場する？

Androidでは続々と登場している折り畳み式のスマホですが、アップルはまだ沈黙を保ったままです。しかしながら、アップルは折り畳み式スマホに興味がないわけではなく、着々と準備を進めています。

その証拠の1つが折り畳み式スマホに関する特許。2020年の初めにフレキシブルディスプレイがしわになるのを防ぐヒンジメカニズムの特許を取得し、4月にはフレキシブルバッテリリーの特許を取得しています。

さらに、Patently Appleによると、3面鏡のようにディスプレイの2か所が折りたたまれる形の特許も出願（https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2020/08/apple-won-77-patents-today-covering-fabric-sensing-foldable-devices-a-windows-safety-system-for-vehicles-and-more.html）。見た目には折りたたむというよりは曲げられているようにも見え、もしかするとスマホではなくApple Watchのようなスマートウォッチに使われるのかもしれません。

現在の情報をもとに折り畳み式iPhoneである「iPhone12 Flip」のコンセプト動画を作ったのがConceptsiPhone（https://youtu.be/NaQ-Nxs_HuA）。本当にこんなiPhoneが登場することを期待したくなるような素敵な動画になっています。

5G非対応の廉価版iPhone12が2021年に発売される？

次期iPhoneと噂されるiPhone12はすべて5G対応というのがこれまでの情報でしたが、5G非対応で4Gのみ対応の廉価版iPhone12が2021年に発売されるという噂が出てきました（https://japanese.engadget.com/iphone124g-microled-041007463.html）。

これはアメリカの証券会社WedBushのアナリストが予測したものです。それによると4Gモデルは2021年2月ごろに発売され、価格は約800ドルになるのだとか。一方で以前iedgeでお伝えしたとおり、iPhone12はそもそも安いのではないかという噂もあります（https://www.iedge.tech/news/18222/）。800ドルというのはこの噂よりも高く、どちらが正しいのかはまだ不透明です。もしかするとiPhone SEのノッチ付き版とかなのかもしれませんね。

iPhone12の見た目はiPhone4に近いものになる？

9to5Macによると、iPhone12のダミーがケースメーカーから流出し、その外観が明らかになったそうです（https://9to5mac.com/2020/08/17/iphone-12-images-dummy-units-cases/）。

それによるとiPhone12の見た目は最近のiPhoneのような丸みを帯びたものではなく、直線的でフラットなデザインになるのだとか。これは2010年のiPhone4に近いものだそうです。

そもそもこのダミーが本物なのかという議論はありますが、本当だとすると5G対応とともにデザインの方向性も変えてくる可能性がありそうですね。

iPhone12が搭載するA14チップは40％以上の性能向上？

iPhoneシリーズにはアップルが独自に開発しているSoCが搭載され、その性能は年々向上しています。そして、iPhone12に搭載されると目されるA14チップでもやはり性能が大幅に向上するのだそうです。

これはTwitterの@komiya_kj氏のつぶやきによるものです（https://twitter.com/komiya_kj/status/1292651080422010880）。それによると、iPhone11シリーズが搭載されるA13チップに比べてCPU性能は＋40％、GPU性能は＋50％されるのだとか。

アップルはMacのCPUもIntel製から自社製に移行することを表明しています。ますます力が入る自社製チップですから、これくらいの性能向上は当たり前なのかもしれませんね。

iPhone12のカメラレンズに製造上の問題発生？

iPhoneシリーズには毎回素晴らしいカメラが搭載されますが、それを支えるレンズに製造上の問題が発生したという情報があります（https://www.macrumors.com/2020/08/07/kuo-iphone-12-camera-lens-quality-issue/）。

それによると、高音高湿試験でフィルムが裂けてしまうという品質問題があり、部品の供給が遅れるとのこと。

このカメラレンズは問題が起こった1社だけでなくもう1社からも購入しており、この問題による発売の遅延はなさそうですが、もう1社でも問題が起きるとさすがに発売や供給に影響が起きそうです。

近づく発表日、広がる情報

iPhone12シリーズの発表は9月もしくは10月と噂されています。もう2か月もないくらいですが、相変わらず世の中では新しい噂もちらほら。それだけ世界中がiPhoneに注目しているということなのでしょう。一方で、そろそろ次の次のiPhoneの噂も出てきていい時期になってきて、そちらも楽しみです。また次回の情報をお楽しみに。