iedge
  • iedge
ニュース
2020.08.07
2020.08.07

日本のマスクはここまで進化した!8カ国語に翻訳できるスマートマスクが登場

記事ライター:iedge編集部

羽田空港における翻訳ロボット開発プロジェクトに携わっているベンチャー企業のドーナッツ・ロボティクス社が、その翻訳技術を生かしスマートマスクを開発しました。スマートフォンのアプリと連携して使うことのできるスマートマスク「C-FACE」は、新型コロナウイルス感染のパンデミックに対する新しい商品として話題を呼んでいます。

「C-FACE」は主にプラスチックとシリコンでできており、マスクの内臓マスクと自分のスマホをブルートゥースで接続する(マスクとスマホとの距離は最大10メートルまで広げることが可能)と、離れた相手のスマートフォンに自分の声を届け、「声を文字化する」、「翻訳する」、「議事録を作成する」ことができます。翻訳機能はさすがの充実度合いで、日本語、英語に加え、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ベトナム語、インドネシア語などの言語にも対応しています。

「C-FACE」の予約販売は2020年8月13日からクラウドファンディング「makuake」でスタートします。発売日は2021年1月下旬予定で、価格は税込3,980円で、議事録などの月額使用量は別途必要。既に関心が寄せられている英国や米国の発売も2021年4月以降に予定しています。

今回マスクを開発したドーナッツ・ロボティクス社は、小野泰助CEOと岡部崇史チーフ・エンジニアが北九州のガレージで創業した会社で、その後拠点を東京に移し社員も増やして2017年には羽田空港で試作機の実証実験を開始していました。しかし、2020年の新型コロナウイルス感染拡大により翻訳ロボット開発プロジェクトが中断してしまい、その高い精度の翻訳技術を新型コロナ感染対策に役立てられるのではとスマートマスクを考案し、開発に着手したとのことです。

同社は、2020年6月にクラウドファウンディングサービス「ファンディーノ」で「C-FACE」への投資を募りました。その際は2,800万円をたった37分で獲得し、そしてその投資額は7月には5,600万円に到達しています。

(画像引用:https://www.donutrobotics.com/c-mask)

関連ニュース

NEW

古いパソコンを捨てるときにはどうすればいい?

パソコンはゴミとして捨てることができない 次のような理由から、パソコンは通常のゴミと一緒に捨てることはできません。 リサイクルが義務付けられている パソコンは、資源有効利用促進法によりリサイクルが義務 ...

続きを見る
ニュース 2024.04.25

スマホが水に濡れてしまった場合の対処法

日常生活でよくあるスマホが水に濡れる場面 日常生活の中では、次のような場面でスマホが水に濡れてしまう可能性があります。 水のあるところに落として水没する スマホを水のあるところに落として水没させてしま ...

続きを見る
ニュース 2024.04.18

災害時にスマホやインターネットはどうなる?普段からやっておきたい対策も解説

災害発生直後にインターネットは使える? 大きな災害が発生した直後には、インターネットはどのような状態になるのか見ていきましょう。 スマホのモバイル回線 スマホのモバイル回線がつながるためには、基地局が ...

続きを見る
ニュース 2024.04.11

ポルシェが自動車とスマートホームの連携を狙う

ポルシェは、シュツットガルトに本拠を置くテクノロジー会社home-iXとパートナーシップを結ぶことを発表しました。 home-iXは、元ポルシェ従業員のMehmet ArzimanとHeiko Sch ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

サムスンとADTがスマートホームセキュリティ開発で新たなパートナーシップ締結

サムスンは2日、米国ホームセキュリティ最大手「ADT」とパートナーシップを新たに結んだことを発表。両社は、Samsung SmartThingsプラットフォームとADTの監視サービスを搭載した新しいセ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

ヒルトンホテルが“スマートルーム”導入へ

9月26〜27日に開催された旅行業界の国際カンファレンス、Skift Global Forumにおいて、ヒルトンホテルのクリストファー・ナセッタCEOが、2018年中に「スマートルーム」を導入予定であ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.