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米大手家電メーカー・ワールプールが目指すのは家全体のIoT化。ハンズフリー操作のスマート食器洗浄機も登場

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GoogleアシスタントとAmazonアレクサに対応、ハンズフリー家事を実現

食器洗浄機だけでなく、2018年にワールプールから発売されたキッチン家電はすべてGoogleアシスタントとAmazonアレクサに対応しています。

例えば、食器洗浄および乾燥機に直接話しかけて洗浄サイクルを設定したり、電子レンジに調理の残り時間を訪ねたり、洗濯機を回すように命令したり、オーブンに中のラザニアの様子を監視するようにお願いしたりなど、日常の様々な家事をハンズフリーで行うことができるのです。

ワールプールIoT国際戦略部のシニアマネージャー、Ryan Craig氏は、このように語っています。

「以前からのAmazonアレクサとの連携に加えて、Googleアシスタント、Google Homeとの連携が開始したことで、すべての家電を1つのシステムのもとに繋げたより便利なスマートホームを作り上げることができると思っています。それぞれの家電が相互作用しあってより快適な家を作り上げる、『生態系』のようなイメージです」

人気のスマートホームデバイスNest Learning Thermostat (https://iedge.tech/article/244/)と連携することもできます。

アプリから洗浄開始時間を設定する他にも、人工知能を搭載したNest Learning Thermostatによって、居住者が不在であると判断されたときに、食器洗浄および乾燥を行うといった設定も可能です。

 

連携アプリでできること

ワールプールのスマート食器洗浄および乾燥機は、スマートフォンアプリを通して遠隔操作することができます。また、食器洗浄や乾燥が終了すると、すぐにスマートフォンに通知が行くように設定することも可能です。

このアプリはApple Watchでも利用できます。例えば、昼寝中に洗浄、乾燥終了の通知を受け取ったとして、起き上がってスマートフォンを手にとることなく、手首のApple Watchを一目見るだけで通知を確認することができるのです。ワールプールは利便性を最優先に製品を開発しています。

他にもこのアプリでは、好みの洗浄方法を設定したり、洗浄を始める時間をスケジュールしたりすることができます。例えば、毎朝家を出たあとに洗浄を開始するように設定すれば、帰ってきたら綺麗に洗浄されて、乾いた食器があなたを待っているのです。

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食器洗浄・乾燥機としての機能

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