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英語が話せたら使ってみたい!海外のスマートホームデバイスをご紹介!

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海外のスマートホーム事情は日本よりも進んでいる!

「3年遅れている」

これは、IoT分野やスマートホーム分野で日本がアメリカから言われている言葉です。3年程度かと思う方もいるかもしれませんが、この3年で海外とは大きく差をつけられてしまいました。

そもそもスマートホーム(スマートハウス)といった考え方は英語圏のアメリカ生まれのアイディアであり、日本ではHEMSや太陽光発電システム、家庭用蓄電池などエネルギーの効率利用化をメインに進めてきました。

これらは近年、世界的な問題となっているエネルギーや環境保護などの観点からすると非常に大きな貢献をもたらすもので、自然災害が多い日本においては停電時の電力確保など、私たちの生活を大きく助けてくれる可能性があります。

一方、海外ではエネルギーはもちろんのこと、ヘルスケア、メディカルケア、エンターテイメントなど様々な分野にまでその技術を活かし、それに伴う新たなサービスやビジネスの創出にも貢献しています。

例えば「コネクテッド・カー」と呼ばれるIoTビジネス事例では、車そのものがインターネットに繋がり、走行地域の周辺情報、ドライバーの嗜好に応じたルート設定、故障の検知や位置情報の探索、運転パターンの記録などが可能です。

またスマートホームデバイスと連携させることで、家に近づいたら自動でガレージの照明がついて扉が開き、同時にリビングのカーテンが閉じて照明が点灯する、といった設定をすることも可能です。

海外メディアや企業は「日本はもともと家電や電化製品が広く普及しており、販売網などもしっかりしているため、遅れている3年を取り戻すのに時間はかからない」という見解を示しています。

その言葉を信じて、今後数年間で日本がどのように「スマート化」していくのかに期待していきたいところです。

それでは次に、英語対応のスマートホーム(スマートハウス)でおすすめのデバイスについてご紹介していきます。

 

英語が話せたら使ってみたいスマートホーム(スマートハウス)デバイス3選!

和製(カタカナ)英語が普及したことや発音の際の舌の使い方など、いくつかの理由がありますが、日本人は総じて英語が苦手と言われています。

それでも海外で暮らす人や、ワーキングホリデー、語学留学などで世界に羽ばたく日本人は年々増えていますので、流暢に英語が話せるという方もひと昔前と比べればかなり増えているのではないでしょうか。

もしあなたが英語を話せるなら、スマートホーム(スマートハウス)デバイスの利用をおすすめします。その中でも特におすすめの、3つのデバイスをご紹介していきます。

なお、以下のデバイスは日本国内でもいずれ日本語対応のうえで発売されるであろうと言われていますので、もちろんそれまでお待ちいただいても構いません。

「英語が話せたら」ということは、つまり音声コマンドで制御することができるデバイスを意味します。一般に「スマートスピーカー」にカテゴライズされているデバイスです。

Amazon Echo

参考価格:$179.99

音声コマンド:「Alexa、~」

今回ご紹介するスマートスピーカーの中で最も普及していると言えるのが、このAmazon Echoです。音声アシスタント「Alexa」を搭載しています。

Google HOME

参考価格:$129.00

音声コマンド:「Ok Google、~」

Amazon Echoの後発のデバイスが、Googleが開発したGoogle HOMEです。音声アシスタント機能「Google assistant」を搭載しています。

Apple HomePod

参考価格:$349.00(2017年12月よりアメリカ等で販売開始予定)

音声コマンド:「Hey Siri、~」

Amazon、Googleに遅れをとりながらも差別化に成功して普及が期待されるのがAppleのHomePodです。お馴染みの音声アシスタント「Siri」を搭載しています。

 

それぞれ連携しているデバイスに差があったり、Amazonは買い物、Googleは検索、Appleは音質など強みにも違いがありますが、家電や電化製品を音声コマンドで実行したり、知りたい情報を得たり、といった基本的な機能は同じです。

英語が堪能な方は、スマートホーム(スマートハウス)デバイスを日本での発売に先駆けて取り入れてみてはいかがでしょうか?

ただ、注意点として日本国内で生産された一部の家電や電化製品には適合しない可能性もありますので、購入前に各メーカーのサイトなどでご確認いただくことをおすすめします。

 

いかに充実したサービスを受けることができるかが勝負

今回ご紹介したスマートスピーカーはいわゆるプラットフォームになります。

連携できるデバイスやシステムなどの数によって受けられるサービスの質も変わってきますので、勝ち抜くためにはいかに多くのメーカーのデバイスと連携していけるのかが一つの大きなポイントになってくるのではないでしょうか。

また、それに付随してコマンドに対する正確なレスポンス(AIの性能の高さ)、各メーカー独自の魅力的な機能なども求められます。

日本での発売はまだですが、発売間近という噂もありますので、正式発表を心待ちにしたいところです。