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KDDIも参入!スマートホーム向けIoTサービス「au HOME」とは!?

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スマートホーム(スマートハウス)向けIoTサービス、au HOMEとは?

スマホなどのモバイルサービスが人気のauがスマートホーム(スマートハウス)分野に進出して話題になっています。提供するのは統合されたPnPスマートホームIoTサービス「au HOME」で、その基盤となるテクノロジーにはZ-Waveを採用しています。

これによって、スマートホーム(スマートハウス)サービスであるau HOMEを利用するauのスマホユーザーは、外出先からでもアプリを通して自宅の中をモニタリングしたり、家電を始めとする各IoT機器を制御したり、電気の消費量を計測したりすることなどが可能になります。

*PnPとは?

Plug and Playの略で、PCに周辺機器などを接続した際にハードウェア、ドライバ、オペレーションシステム、アプリケーションなどが互いに協調して、自動で機器の組み込みや設定を行うことでユーザビリティを向上させる技術の一つです。

*Z-Waveとは?

スマートホームのような、低電力かつ長時間運用が求められるシステムのために開発された、高い相互運用性を持つ無線通信プロトコルの一つです。

 

au HOMEのスマートホーム(スマートハウス)デバイスの特徴と価格をご紹介!

au HOME向けに発売されているスマートホーム(スマートハウス)のデバイスをご紹介します。

・ネットワークカメラ01(10,800円/台)

左右に320度、上下に35度、カメラの向きを遠隔操作で変えることができます。また、マイクとスピーカーを内蔵していますので、外出先からでもカメラを通して相手との会話が可能です。

・マルチセンサー01(3,800円/台)またはマルチセンサー02(5,300円/台)

窓、ドア、引き出しなど、設置した場所の開閉を感知するとスマホに通知が送られるほか、温度、湿度、照度などの情報を取得してスマホで確認することもできます。

・開閉センサー01(3,000円/台)

窓やドアの開閉を感知するとスマホに通知が送られるシンプルなセンサーです。マルチセンサーと違い、温度、湿度、照度などの情報を取得する機能は搭載していません。

・鍵開閉状況センサー01(8,800円/台)

玄関のドアの開閉状況を30秒ごとに検知して、変化があった場合にスマホに通知されます。センサーからの赤外線がサムターンに触れているかいないかで鍵の開閉状態が分かる仕組みになっています。

また、今後発売予定の製品としては次のようなモノがあります。

・赤外線リモコン(価格未定)

アプリを通じて赤外線をエアコンやテレビなどに送ることができます。対応している製品であれば、これによって外出先からでも制御が可能になります。

・スマートプラグ(価格未定)

このプラグを通して使用している家電製品などを外出先からでもON/OFFができるほか、接続している家電製品などの電力消費量を測定することができます。

これらは2017年秋以降の発売予定となっています。

例えばセンサーが感知するとカメラが作動し録画を開始するなど、複数の製品を組み合わせてより効果的な使い方が可能です(録画には別売りのmicroSD・microSDHCが必要です)。

そのほか、au HOME向けスマートホーム(スマートハウス)デバイスについて詳しくはauのサイトをご覧ください。

au HOMEデバイス

 

気になる利用の条件は?端末代金とは別に基本料金も必要

au HOME向けスマートホーム(スマートハウス)デバイスを利用するには、まず「auひかり」のサービスに加入している必要があります。なお、加入していても一部対応していないプランやホームゲートウェイがありますので、詳しくはauのショップ等でご確認ください。

また、上記でご紹介した各製品の端末代金のほか、月額基本料金として490円がかかります(auひかりの月額利用料金も別途必要です)。

そのほか、申し込みや利用料金について詳しくはauのサイトをご覧ください。

申し込みについて

利用料金について

 

auひかりユーザーはぜひ利用したい!au HOMEでできること

例えば玄関にはマルチセンサーを、リビングにはネットワークカメラを設置して互いに連携することで、子供が帰宅したらau HOMEアプリを通してスマートホーム(スマートハウス)デバイスのネットワークカメラで会話をすることができます。

また、外出時に鍵を閉め忘れたかどうか覚えておらず不安という場合も、開閉センサーを設置しておけば外出先から開閉状況を確認することも可能です。

ただ、注意点として「施錠・解錠」などの機能はありませんので、本当に閉め忘れてしまったら帰宅して閉めなければなりません。

また、ネットワークカメラは防水機能がないため、屋外や浴室など水気や湿気が多い場所への設置は向いていません。

もしこれらが特に問題がないという人で、かつauひかりに加入しているという人(あるいは加入の予定があるという人)は、手軽に始められるスマートホーム(スマートハウス)サービスですので、ぜひau HOMEを利用してみてはいかがでしょうか?