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防水設計されたポータブルなスマートスピーカー「JBL LINK 10」 

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オーディオ製品を多数販売する世界有数ブランドJBL

2016年にサムスンが買収したハーマンは、スマートスピーカーだけでなく、カーオーディオや業務用の音楽機器を販売しています。スピーカー製品の提供でも有名で、携帯音楽プレーヤー用アクティブスピーカーなどの開発や製造を行なっています。

JBL LINK 10は、JBL LINK 20とともにJBLが販売する、Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカーです。JBL LINK 10はエントリーモデルという位置づけで、JBL LINK 20よりも、本体がひと回り小さく設計されています。

GoogleアシスタントはGoogleが開発したAIアシスタントで、「オッケー、Google」という呼びかけのあとに話しかけると、AIが認識し、天気や交通情報などの回答を与えてくれます。

 

お風呂でも使用可能な防水機能 

Google HomeやAmazon Echoよりもやや大きめのJBL LINK 10は、ペットボトルのように縦に長い円柱型をしています。大きさは直径86mm、高さ169mmで、重量は710gとコンパクトで、持ち運びも容易に行なえます。JBL LINK 10のコントローラはタッチパネルではなく、押し込み式の物理ボタンを採用しています。

Googleアシスタントを使って音声操作できるだけでなく、本体上部のボタンから音楽の再生や停止、スキップやバックといった操作も可能です。また、背面上部には電源ボタンとバッテリー残量を示すLEDインジケータ、その下にはマイクミュートボタンが備えつけられています。

Google Homeと異なり、防水機能が施され、日本工業規格が規定するIPX7の認定を受けていて、IPX7はApple Watchなどでも認定され、「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない」と定められています。30分間、水深1mの水中に落としても問題ない程度ですので、風呂場内の浴槽に水没させても問題ないと考えられます。

ただし、防水機能が施されているため、マイクの感度が低く、ちょっと離れた場所の場合は、声を張らないと「オッケー、Google」に反応しないという声もあります。その反面、音の通りはよく、中域が元気で高域はしっとりとした良音だと評判です。

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ストリーミング再生も可能

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