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これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

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そもそもAIって何?

AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよびシステムのことを指します。

例えば、私たちが話す言葉の意味を理解し、それに応じて会話や作業などを適切に行ったり、コマンドによって正しく活動したり、学習することによってより高度なコミュニケーションを可能にしたり…といったようなイメージです。

つまりAIとは、人工的に作った「人間に似た知能」であると覚えておきましょう。

そのため、たとえばAIが搭載されたスマートホーム(スマートハウス)のロボットに「会社に行くから玄関の鍵を開けておいて」と毎朝伝えて解錠をしてもらううちに、そのスマートホームのロボットAIが学習し「会社に行くよ」と言っただけで解錠されるといったことも実現できてしまう訳です。

 

スマートホーム(スマートハウス)におけるAIの役割とは?

AIを搭載したスマートホーム(スマートハウス)関連製品が次々と開発され販売されています。

IoT化された電化製品などをネットワークに繋いでそれぞれの機器を連携させ、一元的に制御することで今まで想像もつかなかったような、快適で便利な、そして安心できる暮らしを送ることが可能な時代になりました。

例えばAI搭載のスマートスピーカーをハブとしてIoT製品と連携させることで「カーテンを開けて」と言えばカーテンが開き、「お風呂を沸かして」と言えばお風呂が沸く、ということも容易にできるようになりました。

ただ、これらは人間の言葉を理解してそれに沿った適切な行動をとっているだけですので、現時点ではまだまだ本当の意味でのAIとは言えない部分もあります。

AIが自ら人間のように考え、作業や活動をするまでには至っていないのです。

もし本当のAIが完成したら、例えばあなたが、仕事が終わって帰宅すると、

「おかえりなさい、今日のプレゼンはうまく行った?」
「明日は土曜日だけど、どこかに出かけるの?」

などとロボットの方から話しかけてくれることもあるでしょう。

また、「ただいま~」と言えばカーテンが閉まってリビングの照明や床暖房がオンになって、好きな音楽がいつも聴いている音量で流れるということもできるようになるかもしれません。

さらに、日々のストレス状態や呼吸のリズム、睡眠の深さや食事の栄養バランスなどのデータを集め、それを元に「体調が悪い・風邪を引きそう」と予想して栄養バランスの良い食事を勧めてくれたり、早く寝るように促してくれたりといったことも可能になるでしょう。

もちろんAI技術は世界中の専門家や研究者、開発者の方々によって日々進化を遂げていますので、私たちが心配するまでもなく、上記のようなことが徐々に実現され始めています。

今年2月には、AIをフルに使って家全体をIoT化する「AIスマートホーム」も販売が開始されています。スマートホーム(スマートハウス)のAI化は今後、さらに加速していくでしょう。

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AIスマートホームってどんなもの?

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