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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.03.18
2019.12.18

小型スマートスピーカー「Google Home mini」の便利な使い方を紹介!「Google Home」との違いは?

2017年に発売され、スマートスピーカーの中で圧倒的なシェアを持つGoogle Homeシリーズですが、「Google Home」と「Google Home mini」の違いは何でしょうか?2機種の違いと、「Google Home mini」ならではの便利な使い方を紹介します。

記事ライター:iedge編集部

Google Homeシリーズでできること

「Google Home」と「Google Home mini」は、音声認識AI「Googleアシスタント」を搭載したスマートスピーカーで、性能や仕様に差はありますが使える機能は同じです。Google Homeシリーズでできることはたくさんありますが、代表的なものをいくつか見てみましょう。

音楽再生

各音楽配信サービスを利用して、任意の曲やプレイリストをかけることができます。対応しているサービスは、Google Play Music、YouTube Music、Spotify、au うたパス、AWAです。

Google Play Musicは、ストリーミング再生の他に、無料で手持ちの楽曲を追加して聴くことができます。また、Spotifyの無料版では曲の指定はできないものの、プレイリスト名、ジャンル、あるいは「オッケーGoogle、楽しい曲をかけて」というように、気分を指定して音楽を流すことが可能です。

 スマートホーム家電の操作

照明、エアコン、Chromecastを接続したテレビ、プラグ、リモコンなど、スマート対応した家電製品を音声で操作できます。Chromecastと連携したテレビなら、YouTube、Netflix、Huluなどの動画サービスの再生や停止も、声を掛けるだけです。

 天気予報や交通状況、ニュースを聞く

家の住所や職場の住所を登録できるので、「明日の天気を教えて」「職場までの交通状況を教えて」というように利用することができます。もちろん「ニューヨークの天気を教えて」と、任意の場所の天気を聞くことも可能です。

ニュースの読み上げ機能も便利です。複数のネットニュースやネットラジオ番組と連携していて、どれを読み上げるか、スマートフォンアプリから設定することもできますし、「スポーツニュースを教えて」などと声をかけて逐一ジャンルを指定することもできます。

 タイマー機能

「10分計って」「タイマーの残り時間は?」「明日の朝5時に起こして」といったようにタイマーやアラームを指定する機能があります。手を使わずにタイマーをかけられるので、料理中に大いに活躍することでしょう。また、複数のタイマー、アラームを同時に設定できるのも非常に便利です。

他にもGoogleアシスタントには様々な便利な機能があります。さらにこれから多くの機能が追加されていくことでしょう。

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2つの違いは?

 

「Google home」と「Google home mini」の違い

このように同じ機能を持つ「Google home」と「Google home mini」ですが、2つの違いはどこにあるのでしょうか?比較してみます。

Google Home Google Home mini
価格 15,120円 6,480円
大きさ 直径 96.4mm、高さ 142.8mm 直径 98mm、高さ 42mm
カラーバリエーション 1色、Google Homeベース(3,000〜4,500円、3色展開)で着せ替え可能 4色展開(チョーク、チャコール・チョーク、コーラル、アクア)
スピーカー性能 2インチドライバ、2インチデュアル パッシブラジエーター搭載のハイ エクスカーションスピーカー 40 mmドライバ採用 360 サウンド
電力量 33W 9W
電源 DC電源 Micro USB

「Google Home mini」は「Google Home」に比べて、価格が半分以下でサイズが小さく、またスピーカー性能が劣るということがわかります。スマートスピーカーを試してみたい人、外を含む様々な場所で気軽に使いたい人にぴったりと言えそうです。また2台目のスマートスピーカーとしても非常におすすめです。

 

「Google Home mini」だからこそできること

「mini」の特徴を活かした使い方を紹介します。

 複数台を各部屋に置いて使う

アメリカではスマートスピーカーユーザーのうち、42パーセントが2台以上のデバイスを所有しているそうです。「Google Home」をすでにお持ちの方も、リビングに「Google Home」を、2階の部屋に「Google Home min」を置くといった使い方ができます。もちろん「Google Home mini」を複数台使ってもいいですね。

設定は簡単です。それぞれのGoogle Home端末を、同一のWi-Fiに接続します。 さらに同じWi-Fiに接続したスマートフォンから、「グループを作成」し、各端末をグループに登録します。グループ名、各端末名は呼びかけて使うことがあるので、わかりやすい名前を登録するといいでしょう。

設定後は、「オッケーGoogle」と声を掛けると、一番近くの端末が反応します。例えば、「オッケーGoogle、(グループ名)で音楽をかけて」と声をかければ、家中のGoogle Home端末から同じ音楽が流れるので、イヤフォンやヘッドフォンをしていなくても、家中で同じ音楽を聴き続けることができます。

また、「オッケーGoogle、子供部屋にアラームを鳴らして」と声をかけるなど、忙しい朝に子供を起こすのも簡単になるかもしれません。

2台目、3台目の購入を検討しているなら、小型でどこにでも置きやすく、安価な「Google Home mini」がぴったりといえるでしょう。

外で使う

電源がMicro USBポートなので、モバイルバッテリーや車などから電源をとって使うことができます。例えば、バーベキュー中やドライブ中など、外でスマートスピーカーを使うことができたら便利だと思いませんか?

特に車で「Google Home mini」を使うのはおすすめです。運転中に天気や渋滞の様子などを調べたいとき、まずはスマートフォンの音声操作が思いつくでしょう。

しかし、アンドロイドのGoogleアシスタントは声を掛ける前にスマートフォンのロックを解除する必要があり、iPhoneのSiriはホームボタンを長押しして起動する必要があります。運転中のスマートフォン使用は法律で禁止されており、危険なので絶対にしてはいけません。

その点、Google Home miniなら「オッケーGoogle」と声をかけるだけで操作することができるので、前から目を逸らしたり、ハンドルから手を離したりする必要がありません。また、小型サイズなので両面テープなどで簡単に車に取り付けることができます。

 

「Google Home mini」ならではの使い方で生活をますます便利に

今回は、初めてのスマートスピーカーにも、2台目にもおすすめな「Google Home mini」の便利な使い方や、「Google Home」との違いを紹介しました。対応サービスや対応家電がますます増えていくであろう今、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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