iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.11.16
2019.04.28

スマホでリモコン操作を可能にする「Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)」 

今回紹介する「Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)」は、赤外線リモコン操作をスマホや音声で行なうスマートリモコンで、家電ごとにわざわざリモコンを使い分けることなく、1台でリモコン機能を果たしますので、非常に重宝されます。場所を取らないコンパクトなスマートリモコンの魅力をお伝えしていきましょう。

記事ライター:iedge編集部

社長は子供の頃から商売を始めたプログラマー 

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)を販売するのは、株式会社グラモです。

グラモの創業者後藤功氏は、中学生の頃からパソコン通信を使ってネット販売をし、なんと数百万円を稼いだといいます。そして地元のメーカーに勤めるなどした後、起業家を目指したとのことです。iPhoneを操作機器とする着想を抱き、グラモを創業しました。

「iRemocon」シリーズは高機能学習リモコンで、2011年には「innovation Weekend」と呼ばれるITベンチャーのコンペティションで優勝しました。

「Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)」は、「iRemocon」シリーズの最新製品です。「スマートハウスを手軽に実現できる」をコンセプトに、部屋全体の家電を操作可能にするため、360度すべての方向に赤外線が飛ばせる仕様になっています。

 

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)の設置方法 

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)は、本体とACアダプターがセットになっています。従来のiRemoconシリーズの製品と比べ、LANケーブルが不要になりました。

また、大きさは縦と横に10.5cm、高さが3.7cmほどで、手のひらに乗るくらいのサイズですので、電源のある場所ならGlamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)を設置する場所に困りません。

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)の設置ですが、従来の有線LANのほか、Wi-Fiでも接続可能です。有線LANの場合、Wi-Fiルータと接続、Wi-Fiを経由してリモコンとなるスマホと連携します。

Wi-Fiで接続する場合、リピーターモードとコンバーターモードの2種類が用意されます。リピーターモードの場合、Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)自体がルータの機能を果たし、Wi-Fiの届きにくい場所に設置することで利用範囲を広げられます。

コンバーターモードの場合には、TVなどと有線LANで結ぶことで、Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)を経由してWi-Fiネットワークに接続できます。

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)を設置後、本体裏面に記載されたSSID暗号キーで、スマホのWi-Fiから接続します。Wi-Fiに接続後、ブラウザからログインIDとパスワードを入力し、SSID暗号キーを入力すると設定完了です。

その後、スマホからiRemoconWiFiアプリをインストールし、iRemoconを登録します。リモコンのデザインを選択後、リモコンデータを登録し、メーカーとパターンを選択してテスト送信を行ないます。

エアコンやテレビ等のリモコンの場合、赤外線データが決まっていることが多いので、メーカーとパターンの選択のみで登録できます。

赤外線データが決まっていない場合は「リモコンを学習する」をタップし、アプリの指示に従い、登録していくだけです。登録後、テスト送信で確認すれば利用できる状態になります。

 

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)はリモコン以外にも多くの機能がある

外出先から、Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)を操作することも可能です。月額360円の有料機能ですが、GPSと連動すると、家電を操作するタイミングを設定できます。

エアコンの場合、温度など操作したいボタンを登録、GPSと連動させておけば、家電を遠隔操作できるようになるのです。外出先からの音声操作も可能で、音声操作させたいキーワードを登録、スマホから音声操作したい家電の合言葉を言うだけです。

このほかにも、Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)を介して、スマートメーターから電力使用量や料金をリアルタイムで確認できます。

※iRemocon WiFi(SM)に固有の機能で、iRemocon WiFi(SA)には搭載されていませんので注意が必要です。

温度、湿度、照度センサーを搭載しますので、部屋の温度や湿度、照度もモニタリングできます。ペットや子供の環境が気になる方にもやさしい設計になっています。

Apple Watchとも連携可能で、Apple Watchから操作すると、iPhoneを経由して、Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)を遠隔操作できます。

 

気になるラインナップと価格は 

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)ですが、通常版のほかに、iRemocon WiFi(SM)とiRemocon WiFi(SA)の計3種類が用意されています。

iRemocon WiFi(SM)はiRemocon WiFiのすべての機能に加え、スマートメーターとの連携や、更新通知機能を有した高機能版です。iRemocon WiFi(SM)は法人販売、ほかの2機種は一般販売されています。

Glamo iRemocon WiFi (IRM-03WLA)は公式ホームページ、またはAmazonから税込22,400円購入可能です。

関連記事

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

トラックボールとは?知れば知るほど根強い愛用者がいる理由がわかる!

パソコンでカーソルを操作するデバイスは、マウスだけではありません。トラックボールというデバイスがあります。多くの人が使っているわけではありませんが、根強いファンがいます。人によっては、トラックボールが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.08.24

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.