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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.09.23
2019.12.26

一億円以上の資金を調達した、その実力とは?猫ヘルスケア「toletta」 

猫の死因第一位は、慢性腎疾患や慢性腎不全といった腎臓の病気です。これらの病気を防ぐために開発されたのが、猫ヘルスケアの「toletta」です。

tolettaによって、慢性腎疾患や慢性腎不全の初期症状をモニタリングできます。8月8日の世界猫の日に一般販売するという粋な計らいをしたtolettaの機能について、今回紹介します。

記事ライター:iedge編集部

toletta完成までの道のり

tolettaを開発した株式会社ハチたまの社長である堀宏治氏は、NTTデータで病院情報システムの開発に携わりました。病院経営コンサルティングに従事したのち、起業します。堀氏は病院のシステム開発やペットサロンの運営といった事業を手掛けました。

2015年3月にハチたまを設立し、会員制のヘルスケアサービスである「ハチタマ」を展開します。今回、一般販売するtolettaも、ペット用のヘルスケアサービスの一環です。tolettaはニュージーランドで活躍する獣医師の佐野洋樹氏の監修のもとで開発されました。

 

tolettaで検知可能な猫の病気

猫の死因トップである慢性腎疾患や慢性腎不全は、体内の老廃物を尿として排出する機能を阻害します。そのため、排出されるべき老廃物が体内に溜まり、さまざまな病気を引き起こすのです。

tolettaにより、腎不全の初期症状である多尿や体重減少もモニタリングできますので、早期発見で症状の進行を遅らせることが可能です。

腎不全以外にも、猫の病気の初期症状をtolettaで検知できます。体重が増えると糖尿病などにかかりやすい状態に陥っている可能性がありますし、おしっこの量が減ったにもかかわらず、回数が増えたならば、膀胱炎や尿結石の可能性が考えられます。

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スマホとの連携で猫のデータを管理

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