iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.09.29
2019.12.26

ペット事業に参入したシャープによる猫用システム「ペットケアモニター」

「システムトイレ型ペットケアモニター HN-PC001」は、シャープが開発した猫用の健康管理システムです。シャープというと、台湾にある鴻海(ホンハイ)傘下の電機メーカーとしても有名ですが、今回、犬や猫などのペットの健康管理ビジネスに参入すると発表しました。

ここでは、シャープが手がける「ペットケアモニター」の機能について紹介します。

記事ライター:iedge編集部

AIやIoTに参入するシャープ

シャープが掲げる「AIoT」とは、AIとIoTを組み合わせた造語です。これまでシャープは、スチームオープンレンジ「ヘルシオ」や、ロボット掃除機「ココロボ」といった生活家電のAIoT化に取り組んできました。

今回販売されることになったペットケアモニターも、AIoT化された生活家電のひとつです。

実は現在、15歳未満の子どもの数を、犬や猫といった動物の飼育頭数が大きく上回っている状況です。IoTを考慮したスマートライフに、家族の一員であるペットを組み込むのが、シャープの狙いといえます。

ペットケアモニターで計測されたデータを解析するAIは、島根大学との共同研究によって開発されました。また大阪府立大学との共同研究により、史上初の犬の自律神経バランスを数値化する技術の開発に成功しました。

シャープが販売するペットケアモニターは、IoTを活用したペット事業の第一弾という位置づけです。

 

ペットケアモニターの構成はこんな感じ

ペットケアモニターは、計量機能のついた猫用のトイレが本体になっています。オプションとして、「猫砂」と呼ばれるペットケアモニター用のチップと、ペットシーツ20枚があります。猫砂はペットケアモニターの内部に敷き、ペットシーツは中に敷くようになっています。

複数の猫を飼っている場合には、個体識別バッジを首輪に装着して使用できます。これにより、最大3頭まで猫を管理可能です。

 次ページ >
ペットケアモニターの機能

 

ペットケアモニターの機能

ペットケアモニターは、体重や尿の量や回数、ペットケアモニターに猫がいる滞在時間やペットケアモニター使用時の室温を自動的に計測できます。計測されたデータはクラウド上に保存され、スマホにインストールされた専用アプリで確認します。

ペットケアモニターによって計測されたデータは「異変検知アルゴリズム」と呼ばれるAIによって解析されます。解析されたデータに基づいて、尿の量が多い、あるいは少ない、ペットケアモニターでの滞在時間が長いといった、猫の異常を検知します。

猫の異常が検知されると、連携されたスマホに通知される仕組みです。

なお、ペットケアモニターで計測されたデータに基づいて猫の異常が検知されますが、これは猫の疫病を診断するものではないので、注意する必要があります。

また、ペットケアモニターが検知した猫の異常についても、その正確性を保証するものではありませんので、あくまでも目安として活用しましょう。

 

ペットケアモニターの使い方

ペットケアモニターは、スマホと連動させて使用します。

「COCORO PET」と呼ばれる専用アプリをスマホにインストールすると、ペットケアモニターで計測されたデータを確認できます。「COCORO PET」アプリはAndroid用とiOS用の2種類がありますので、所有するスマホのOSに応じてインストールしましょう。

ペットケアモニターで計測されたデータはクラウドに保存され、「COCORO PET」アプリで確認できます。

体重、尿回数、尿の量といった計測量がグラフとともに表示されるので、視覚的にもわかりやすいといえます。1日の計測量だけでなく、週単位、月単位、年単位の計測量に切り替えることも可能です。

多頭飼いの場合も、アプリ内の「ペット一覧」という項目に1匹ずつの健康状態が表示されます。計測データに異常が見られると、アラート通知機能でお知らせが届く仕組みになっています。

ペットケアモニターの気になるラインナップとその価格は

ペットケアモニターはインテリアになじみやすいように、ホワイトとグレーの2色になっています。

ペットケアモニターの大きさは、幅380ミリ、奥行き576ミリ、高さ188ミリで、猫が入りやすいサイズに設計されています。ペットケアモニターの形状も、オプション販売されるチップが飛びにくくなる仕様です。

ペットケアモニターの価格ですが、猫砂2.5リットルとシート1枚をあわせて、税別24,800円です。ペットケアモニターで計測されたデータをクラウドで利用するには、「COCORO PETサービス」に加入する必要があります。

「COCORO PET サービス」への加入は、月額300円でおこなえます。ペットケアモニター用チップ2.5リットルとペットケアモニター用シート20枚も別途販売されており、それぞれ税別600円と800円になっています。

関連記事

賢く睡眠しよう!AIも活用したスマート家電による睡眠管理方法をご紹介

AIも活用した睡眠管理方法①スマートウォッチで健康状態を計測 時計型の「スマートウォッチ」は、最も入手しやすい睡眠サポート機器の1つです。シンプルな睡眠管理だけでよければ1万円もせずによいモデルが入手 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2021.03.26

トイレもIoT化する時代に!スマートトイレで効率よく健康管理しよう

排泄物からリアルタイムに健康状態を検出!スマートトイレの特徴 スマートトイレには次のような特徴があります。尚特徴についてはスマートトイレを研究・開発している「スタンフォード大学」の情報を基にしています ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2021.03.26

共働き家庭でも役立つ!スマート家電の育児活用方法をご紹介

スマート家電の育児活用方法①スマートロックで子供をあやしながら鍵を開ける 「スマートロック」は錠前型のスマート家電です。両面テープなどで固定してサムターンを回すタイプやドアの錠前を丸ごと変えるタイプが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2021.03.26

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2021 AllRights Reserved.