iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.07.22
2019.12.26

離れていても猫と遊べる「remocat」とは

「ペットを飼いたいけれど独り暮らしだから心配」「仕事中も家にいるペットの様子が気になる」など、ペットを愛する多くの人の声を受けて生まれた「remoca」。離れたところにいてもペットの様子が確認できるカメラで、人気を集めています。

今回紹介するのは、そんなremocaシリーズの内で、「猫専用」と銘打たれた「remocat」です。

記事ライター:iedge編集部

猫専用のremoca「remocat」とは

remocaとは、離れたところからでもペットの様子を確認したいという人の声を受けて生まれた、ペットみまもりカメラです。中央システム技研株式会社という企業が開発し、今ではペットみまもりカメラの代名詞ともいえる存在になっています。

remocaの機能は、ただペットの様子を見られるだけではありません。スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、カメラの遠隔操作が可能で、いつでも好きなときにペットの様子を見たり、撮影したりできるようになっています。

さらに、マイクとスピーカーもついており、ペットに話しかけたり、ペットの声を聞いたりといったことも可能です。

このシリーズに仲間入りしたremocatは、なんと、遠隔操作できるカメラと、猫のおもちゃ「Catch Me If You Can 2」がセットになったもので、カメラで様子を見たり、マイク越しに話しかけたりするだけでなく、離れたところからおもちゃを操って、一緒に遊ぶことができるのです。

 

remocatのカメラの性能

remocatのカメラは、従来のremocaシリーズから、最低限の機能を選び抜いてコンパクトにしたものとなっています。厳選された機能は以下のとおりです。

・上下左右の首振りカメラ
・マイク、スピーカー
・遠隔操作での録画、データ保存

他の製品との大きな違いは、「動き検知機能」が付いていないことです。

動き検知機能は、ペットの動きを検知して、カメラが追ってくれるもので、ペットがカメラに近付くと自動で録画し、スマートフォンなどに通知してくれる機能です。remocatにはこれが搭載されていません。

しかし、remocatの大きな特徴は、離れたところにいても一緒に遊べることです。ペットを見守ることはもちろんですが、遊ぶことが大きな目的であることを考えると、近付いてきたら撮影するといった機能が削られたのは当然といえるかもしれません。

カメラの基本スペックは、画素数30万、最低照度0.5Lux、カメラの稼働域は、左右に270度、上下に120度、赤外線LEDが10個搭載されており、暗視撮影も可能です。

ビデオ解像度は640×480(VGA)、320×240(QVGA)が選択できます。あまり高画質とはいえませんが、スマートフォンなどの画面で見たり、動画で楽しんだりする分には充分な性能といえるでしょう。

 次ページ >
猫が大喜びのおもちゃとのセット

 

猫が大喜びの「Catch Me If You Can 2」

remocatの大きな特徴が、猫がものすごく喰いつくと言われている「Catch Me If You Can 2」がセットになっている点です。

これは、株式会社猫壱という、猫のための製品に特化した企業が開発したもので、円形のマットのふちから飛び出した羽飾りがランダムに動き回るおもちゃとなっており、簡単にいうと、「全自動ねこじゃらし」です。

多くの猫が夢中になると好評で、Amazonでは「猫じゃらし・羽のおもちゃ」ランキングでベストセラー1位。「猫のおもちゃ」カテゴリでも、常に上位に入っている程の人気です。

Catch Me If You Can 2自体は、スイッチを入れておけば自動で動いてくれますが、それだけではありません。remocat専用アプリを使えば、遠隔操作も可能になるのです。

この機能を使えば、仕事場や旅行先にいても、愛猫と遊べるようになります。もちろん、先ほど紹介したセットのカメラを使えば、その様子を撮影することもできます。いつでもどこでも、大好きなペットと触れあえるというわけです。

Catch Me If You Can 2は、直径60cmの円形で、単3電池4本で稼働。猫が大好きなカサカサと音の鳴る素材が使われており、動きも猫の興味をひくようなランダムな動きが追求されています。

また、速度が3段階に分けられており、猫の健康状態や月齢、運動能力などに合わせて調節できるようになっています。

 

remocatのお値段は

remocatの気になるお値段は、税別33,500円です。

remocaシリーズには他にも、水飲み器とおやつポケットがついていて、動き検知機能搭載の「remocaスタンダード」(税別34,000円)や、スタンダードの機能にLEDライトと赤外線LED付カメラを追加した「remoca2」(税別38,000円)があります。

さらに、水飲み器とおやつポケットをなくしてコンパクトにし、ケージへの取り付けも可能になった「remocaS」(税別33,000円)もラインナップされています。

Catch Me If You Can 2は、およそ2,000円(ショップにより異なります)です。remocaシリーズの他の製品と比較しても、カメラとこれがセットで税別33,500円というのは、非常にお得だといえるでしょう。

もし、Catch Me If You Can 2だけが壊れてしまったら、部品交換や買い替えをすれば、引き続きremocatとして使えます。

ペットを見守るだけでなく一緒に遊んであげたい、愛猫の運動不足やストレスが気になるけれど家にいられる時間が少ない、大好きな飼い猫をいつでも近くに感じていたいといった方には、remocatはぜひ一度試していただきたい製品です。

関連記事

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

トラックボールとは?知れば知るほど根強い愛用者がいる理由がわかる!

パソコンでカーソルを操作するデバイスは、マウスだけではありません。トラックボールというデバイスがあります。多くの人が使っているわけではありませんが、根強いファンがいます。人によっては、トラックボールが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.08.24

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.