iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.06.13
2019.12.27

Googleアシスタント初のスマートディスプレイ!YouTubeも再生できるLenovo Smart Display

Amazon Echoシリーズは、登場以来スマートホーム市場を席巻し続けていますが、Googleアシスタントを搭載したGoogle Homeシリーズも、市場シェアを急激に伸ばしつつあります。

Echo Spot、Echo Showなど、ディスプレイを搭載したAlexaデバイスはすでに発売されていますが、Googleアシスタントにも、ついにディスプレイ付きデバイスが登場します。それが、今回紹介するLenovo Smart Displayです。

記事ライター:iedge編集部

Googleアシスタント初のスマートディスプレイ

現在、一般向けのスマートディスプレイに関しては、Echo Show、Echo Spotを擁するAmazonの実質的な独占状態にあります。Lenovo Smart Displayは、Googleアシスタント初のスマートディスプレイとして世に出ることとなります。

Googleは2018年1月のCES 2018で、第三者企業とパートナーシップを結び、Googleアシスタントとディスプレイを備えたスマートスピーカーを発売することを発表しました。

これには2018年夏に発売予定のLenovo Smart Displayも含まれます。その特徴について、順に見ていきましょう。

 

縦にも横にも置ける洗練されたデザイン

Lenovo Smart Displayを見て最初に気がつくのは、その洗練されたデザインです。少々やぼったい感もあるAmazon Echo Showに比べて、より合理的でミニマルなデザインになっています。

2モデルが展開される予定で、8インチモデルは150ドル、10インチモデルは250ドルで入手できます。

どちらのモデルも、デバイスの前面にスピーカーを備えています。ユニークな特徴としては、好みに応じて縦置きにも横置きにもできるということです。

側面には、ボリュームボタン、マイクオン/オフスイッチ、カメラのオン/オフスイッチがあり、赤いインジケータが点灯していればカメラが有効になっています。プライバシーを気にする人は、カメラの状態を確認するといいでしょう。

ディスプレイの解像度は、8インチモデルが1280×800、10インチモデルが1920×1200となっています。この高精細画面が活かされる場面といえば動画の再生が思い浮かびますが、Lenovo Smart DisplayではYouTubeを再生できるという特筆すべき利点があります。

 

Echoシリーズで再生できないYouTubeの動画を再生可能!

Amazon Echo Show/Spotでは、GoogleとAmazonの競争関係のために、Googleが所有するYouTubeの動画は再生不可になっているため、これは大きなアドバンテージとなります。

実際、ディスプレイ付きスマートスピーカーの需要のかなり大きな部分を占めるのが、動画再生、特にYouTubeの動画再生です。

 次ページ >
Google Homeでできることはすべて可能

 

Google Homeでできることはすべて実行可能

Lenovo Smart Displayでは、Google HomeやGoogle Home Miniができることはすべて実行することができます。そして、ディスプレイを搭載している利点が発揮される場面も多々あります。

例えば、レシピを確認するとき、Google Homeでは音声で案内されるだけでしたが、Lenovo Smart Displayでなら、レシピを画面に表示しておくことも可能です。動画がある場合、それを再生しながら一緒に作るといったことも可能です。

Googleアシスタントを既に使用している場合、Lenovo Smart Displayを設定することは非常に簡単です。Googleアシスタントアプリから端末をペアリングするだけで、すぐに使用開始できます。

「OK Google」や「Hey Google」というフレーズのウェイクワードから始めて、天気や電車の運行情報などを、忙しい朝の時間にハンズフリーで確認することができます。

もちろん、Google Homeと同じように、音楽をストリーミング参戦したり、音声でスマートライトなどのスマートホームデバイスを操作したりすることも可能です。

さらに、これらを応用して「ルーチン」も設定できます。たとえば「OK Google、おはよう」と言うだけで、部屋の明かりをつけ、一日の予定を再生し、天気やニュースも得られるように設定することも可能です。

 

発売までまだ修正される可能性あり

少々難を挙げるなら、オーディオ面の品質がそれほど良くはないということです。音量は最大にしても思ったほどは大きくならないですし、周囲がうるさい場合、話しかけても反応が悪いことがあります。

現在、まだこのデバイスはテスト段階で、弱点は解消される可能性があります。日本での正式展開は発表されていませんが、Amazon Echo Show/Spotが国内発売されていないことを考えると、是非ともそれに先駆けて日本でも発売してほしいものです。

今後もLenovo Smart Displayに関する情報は日々変わっていくと思われるため、動向に注目していきましょう!

関連記事

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

トラックボールとは?知れば知るほど根強い愛用者がいる理由がわかる!

パソコンでカーソルを操作するデバイスは、マウスだけではありません。トラックボールというデバイスがあります。多くの人が使っているわけではありませんが、根強いファンがいます。人によっては、トラックボールが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.08.24

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.