iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.03.29
2019.12.27

スタイリッシュでスタンダードなセキュリティカメラ Hive View

英国のスマートホームブランドHiveによるセキュリティカメラ、Hive Viewはそのユニークで美しいデザインとシンプルな操作性、安定した動作が魅力です。

他製品との連携が少し弱いという欠点もありますが、スマートホームセキュリティ初心者にとっては最適なエントリーモデルとなっています。

記事ライター:iedge編集部

インテリアデザイナーによる特徴的デザインとスタンダードで堅実な性能を両立

スイスのインダストリアルデザイナー、イヴ・ベアールによるデザインが特徴的なHive Viewは、シンプルな見た目通り、すぐに使い始めることが可能になっています。

また、立方体のカメラユニットはマグネット式のメタルスタンドから取り外して、短時間バッテリー駆動させることもできます。

ただ、これらを除けばHive Viewは驚くほど標準的なセキュリティカメラです。130度の広角視野、1080pライブストリーミング、夜間モード、イベントトリガー録画と、セキュリティカメラの基本機能を堅実に押さえています。

あえて言うなら、イベントトリガー録画において、歩く人間とその他の動きを区別する機能がありますが、これもいくつかのカメラにすでに搭載されており、他製品との差別化にはならないでしょう。

ただし、機能を漏れなく搭載し、安定した動作が可能という点で、Hive Viewはスマートホームセキュリティ初心者のユーザーにとって、最適なデバイスかもしれません。

 

クラウドで月30日間録画可能

Hive Viewの発売と共に、Hiveは新しいクラウドサービスHive Video Playbackを開始しました。月額6ドルで30日間分ビデオ録画が可能です。定期購入なしでは、カメラ本体に24時間の保存が可能で、初月無料キャンペーンを行っています。

Hive Viewは、Hive Close to Homeスターターパックの一部として販売されています。

上記にはその他、スマートライト、ドアおよびウィンドウセンサー、スマートプラグ、スマートハブが含まれ、350ドルです。また、2年間月額14.58ドルの割賦コースも選択可能となっています。

 次ページ >
簡単設定で取り入れやすい

 

簡単設定など、ユーザーフレンドリーな機能性

Hiveのスマートホームユーザーは、Hive Viewを設置し、Hiveアプリで「新しいデバイスを追加」をタップするだけで、カメラをオンラインにできます。Hive Viewが最初のHive製品である場合は、Hiveアカウントを設定する必要があります。

どちらの場合も、Bluetoothで携帯電話とHive Viewを接続し、次にWi-Fi接続するという比較的簡単な設定プロセスです。

カメラスタンドの頑丈な円形ベースは、テーブルや棚から容易に倒れないようになっていますが、壁や天井に貼り付けるための取り付けハードウェアもパッケージに含まれています。

ステムは回転させたり傾けたりすることができ、視野角に柔軟性があります。ただ、USB電源ケーブルがカメラの裏側に付いているため、コードがスタンドに巻き込まれないようにする必要があります。

カメラキューブはスタンドから簡単に外すことができ、元の位置に戻すと再度、取り付けることができます。バッテリーは約1時間しか持ちませんが、例えば、火にかけた鍋を見ておくなどの使用に関しては十分のようです。

Hiveアプリからカメラを管理する操作はかなり直感的です。Hive Viewがアプリに追加されると、Hive Viewはアプリのハニカムディスプレイ上に他のHiveデバイスと一緒に表示されます。

Hive Viewのアイコンをタップすると、カメラのホーム画面が開き、検出された音やモーションのタイムライン、現在のカメラ映像が表示されます。

画質も素晴らしく、発色が鮮やかでディテールも細かく見えます。夜間モードにしても、は部屋全体が把握できます。音声も歪んだり、急に大きくなったりすることはありませんでした。

Hive Viewのセキュリティ機能の信頼性は高いものです。動きを検出すると発信されるプッシュ通知や電子メールは迅速かつ正確で、ペットの四足歩行と人の二足歩行をしっかりと見分けることが出来ます。

 

スマートホームセキュリティ初心者におすすめ

2018年3月現在、Hive Viewはスマートホームパックの一部として販売されているにもかかわらず、他のHive製品とは連携していません。ただしこれは、Hive Viewが優れたカメラであることを否定するものではありません。

シンプルさとユーザーフレンドリーさ、安定性を併せ持つHive Viewは、スマートホームセキュリティ初心者にとっては最適な選択肢です。

既にHive製品を所有している場合、Hive Viewは他ブランドと連携面では優位性を保てませんが、シンプルなセキュリティを望んでいるなら、選択肢の一つとして足り得ます。

残念ながら、2018年現在日本国内での正式発売はされていませんが、もし今後、国内発売されるとなれば、注目の商品となることは間違いありません。

関連記事

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

トラックボールとは?知れば知るほど根強い愛用者がいる理由がわかる!

パソコンでカーソルを操作するデバイスは、マウスだけではありません。トラックボールというデバイスがあります。多くの人が使っているわけではありませんが、根強いファンがいます。人によっては、トラックボールが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.08.24

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.