iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.09.21
2020.09.21

Apple Watchがコロナ時代の【必需品】になるかもしれない件。着々進む研究とは?

スマートウォッチの先駆けとして登場したApple Watch、今秋にもSeries6が登場すると言われていますが、実はコロナ対策で大きな役割を果たすことになるかもしれません。Apple Watchとコロナの関係を解説していきます。

記事ライター:iedge編集部

Apple Watchの最新OS「watchOS 7」でコロナ対策できるって本当?

画像引用元:https://www.apple.com/jp/newsroom/2020/06/watchos-7-adds-significant-personalization-health-and-fitness-features-to-apple-watch/

2020年6月に史上初めてオンラインで開催された「WWDC20」において、アップルはApple Watchの新OS今秋リリースとなるwatchOS 7を発表しました。実はこのwatchOS 7には、コロナ対策の一つとなるある機能が実装されるのです。

ウェアラブルデバイス初「手洗いカウンター機能」

watchOS 7で実装されるその機能とは、ズバリ「手洗いカウンター機能」です。ユーザーが手を洗う動きを自動的に検知し、20秒間のカウントダウンタイマーが始動するというものです。「なんだ、それだけか」と感じる方もいるかもしれませんが、この「目に見える」ことが重要なのです。

「時間が見える」ことの重要性

「なんとなく太ってきたかな?」と感じるのを、気のせいかもしれないで済ませた場合、それ以降特に気にしなくなります。ですが体重計に乗ってみて実際に体重が増えていたらどうでしょうか?目で見た数値は記憶に残り、ひいては健康管理につながっていきます。

手洗いに話を戻します。微生物を洗い流すには20秒以上の手洗いが推奨されていますが、20秒とは意外と長いものです。手いっぱいに泡をつけてこすり洗いをしても10〜15秒という方がほとんどでしょう。目で秒数を確認できることで「あと少し洗おう」という意識が芽生え、いつの間にかコロナはもちろんインフルエンザ対策などもできてしまうというわけです。

しかも、洗う時間が短いときはもっと続けるように促してくれるというから完璧すぎますね。

コロナ禍以前から用意されていた機能

watchOS 7の手洗いカウントダウン機能は、コロナの流行にともなって開発された機能ではありません。数年間の試行錯誤のうえにようやく形になった機能なのです。こうしたタイミングのよさもAppleが「持っている」モノなのかもしれませんね。

 

Apple Watchでコロナの発症を予測?アメリカで行われている研究とは

もうひとつ、Apple Watchでコロナの「発症」を予測できるのではないか?という研究が、アメリカで行われています。どういったものなのか、具体的に見ていきましょう。

Apple Watchで「コロナの発症を予測する」とは?

といっても、Apple Watchそのものが「あなたはコロナです」と教えてくれるわけではありません。スタンフォード大学の研究チームが行っているのは、Apple Watchが取得するデータを元に、コロナ感染者の発症を前もって警告できるようにするという研究です。

たとえばスマートウォッチでは心拍数・皮膚の温度・血液酸素濃度といったデータを収集し続けることで体調の変化が分かりますが、そこからコロナ感染者に見られる兆候(安静時の心拍数が上昇する傾向にある等)を検知すると、発症前に警告するという仕組みです。

ただし研究段階でまだ実装には至らない点、Apple Watchは現時点で血液酸素濃度の測定に対応していない点など問題もあるため、実際にApple Watchでコロナの発症を予測できるようになるのはまだ先になりそうです。

発症の9日前に体調の変化を察知できたケースもある

この研究は、コロナウイルスのアウトブレイク(感染の突発的発生)が始まった当初から行われてきました。チームを率いているスナイダー教授によれば、初期段階で発症の9日前に体調の変化を察知できた例があるとしています。平均しても、発症する3日前に察知できているとのことなので、より研究が進みApple Watchのハードウェのアップグレードなども行われれば、かなり有力なコロナ対策になるのではないかと見られています。

事実、同教授は発症前に感染の可能性があることを伝えられれば、外出自粛を求めることができるとしています。それはつまり、感染の拡大を抑えることにつながることを意味します。Apple WatchやFitbitなどスマートウォッチを用いたこうした取り組みは、とても強力な感染拡大防止策になっていくでしょう。

 

Apple Watchを使ったコロナ発症予測は日本でも可能となるか?

Apple Watchを始めとする、スマートウォッチを使ったコロナの発症予測は着々と進んでいます。そう遠くない将来、実装される可能性が高いでしょう。ですが、日本では…ややハードルが高そうです。

日本ではApple Watchの心電図アプリが使えない

2020年8月現在、日本ではApple Watchの心電図アプリを使うことができません。日本では「医療機器」として認可を得る必要があるため、進んでいないというのが実情です。

ところが、海外ではApple Watchの心電図アプリを使ったおかげで病気の早期発見に成功し、その患者さんの早期治療に成功したという例も報告されています。

Apple Watchのどの機能をどこまで使ってコロナの発症を事前に予測することになるのか、詳細はまだ不明ですが、心電図アプリを使うとなると日本では難しいのが現状です。

超えなければならないさまざまなハードルがあるかもしれませんが、コロナという人類史上もっとも手強い敵と戦い続けなければならないわけですから、アメリカでの研究が成果をあげ、日本でもApple Watchによるコロナ発症予測ができるようになることに期待したいものです。

関連記事

NEW

「eneplat」とは|脱炭素化を見据えた住宅用蓄電システムを解説

新たな住宅用蓄電システムであるeneplatは、太陽光で発電される電力を利用し、エネルギー自給自足を目指せるシステムです。詳しい仕組みや今後の展開について紹介いたします。   住宅用蓄電シス ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.01.27

スマホの効果的な放熱方法を解説!熱を持つ理由や間違った放熱方法も紹介

スマホを使用しているとき、スマホ本体が熱くなることがあります。スマホが熱くなると、故障や画面のフリーズ、最悪の場合は発火や火傷などの危険性があります。 ではスマホが熱くなったときは、どのようにして放熱 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.01.19

スマートウォッチはソーラー充電が可能?注意点や選び方も紹介

スマートウォッチには便利な機能が備わっており、普段の生活の様々なシーンで広く活用されています。 ただし、一般的な腕時計と比較してバッテリーを多く消費するため、充電をさせる頻度は高くなります。充電作業は ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.01.13

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2023 AllRights Reserved.