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値下げされて導入しやすくなった見守りコンセントWiFi-Plugの機能とは

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見守りサービスの重要性

日本が直面している大きな問題の一つに「超高齢化社会」があります。昨年発表された総務省統計局のデータによれば、総人口に占める高齢者(65歳以上)の割合は27.3%(3,461万人)となり、過去最高を更新しました。

また、両親と離れて暮らす人たちが増え、それに伴い高齢者だけの世帯も増えています。

「高齢になった両親が元気に暮らしているか心配」

という気持ちは抱えているものの、仕事が忙しいなどでなかなか帰省できないという方も多く、異変に気づいた時はすでに手遅れだった、というケースも決して珍しくありません。

また、身寄りがあればまだ良いのですが、離別や死別などで一人暮らしを余儀なくされている高齢者もおよそ600万人と言われています。

今後、このような高齢者は増加の一途を辿ることは確実とされていますので、今よりも大きな社会問題となることは間違いないでしょう。

一刻一秒を争う事態になるまえに異変に気づくことで、大切な家族や知人を失うリスクが少しでも軽減できたらどれほど嬉しいことでしょうか。

このように、超高齢化社会に直面している日本では、見守りサービスは非常に重要なものとなっていきます。

 

見守りコンセントWiFi-Plugとは

そんな時代において株式会社パワーエレックが開発したのは、「消費電力で高齢者を静かに、優しく見守る」という見守りコンセント「WiFi-Plug」です。

例えば、テレビのコンセントをこの見守りコンセントWiFi-Plugに接続すると、テレビの消費電力がクラウドサーバーに送信され、蓄積されます。

スマホに専用アプリをインストールしておくことで、消費電力をリアルタイムに視認できるほか、クラウドサービスに最長2年間保存されますので、使い続けることで毎日の傾向が把握でき、より細かな異変にも気づきやすくなります。

また、もしテレビが長時間オンになりっぱなし、あるいはその逆でしばらくオンになっていないなど、不自然な電気使用パターンを検知すると、スマホにプッシュ通知が届くほか、あらかじめ登録した家族などへ見守り通知メールが届きます。

この見守り通知メールは家族や近所の仲の良い知人、行政機関や医療機関など受診を承諾してくれる方であれば最大6件まで登録できますので、自分が離れた場所にいても安否確認を依頼することができます。

 

見守りコンセントWiFi-Plugには、ほかにも安心機能が搭載されている

消費電力の見守り以外にも、見守りコンセントWiFi-Plugには高齢者の一人暮らしを見守る様々な機能が搭載されています。

たとえば本体はWi-Fiを中継する機能が内蔵されていますので、その機能を通じて、他のセキュリティ関連デバイス(ネットワークカメラや人感センサー等)と連携することもできます。

異常を検知したら、映像を通じて室内の様子をチェックしたり、人感センサーで居場所や動きの有無を確認したりできます。

また、1時間に1,200ワットを超える大電力を連続で使用した場合は、スマホに通知されますので、アプリを通じて外出先から強制的に電源をオフにすることができます。

ほかにも経年劣化による漏電、電力の消費異常などを検知すると、内蔵ヒューズが自動で電気を遮断してくれるなど「電気の事故」からも高齢者を守ってくれます。

 

価格や設置方法などについて

見守りコンセントWiFi-Plugは、発売当初は13,824円でしたが、家電量販店での販売を機に9,980円に値下げされ、さらに現在は「発売1周年記念キャンペーン」として6,800円で販売されています(キャンペーン期間等については公式サイトにてご確認ください)。

なお、見守りコンセントWiFi-Plug本体とは別に、月額利用料金360円が必要です。

設置方法はいたって簡単です。

専用の端末や工事等は一切不要で、WPSに対応している無線ルーターに接続するだけですぐに使い始めることができます(無線ルーターは市販のものでも構いません)。

その他の見守りコンセントWiFi-Plugの規格は次の通りです。

・重量:132g
・サイズ:幅58.9mm、奥行き94.5mm、高さ37.9mm
・無線規格:802.11b/g/n(2.4~2.497GHz)
・ネットワーク設定:WPS(Wi-Fi Protected Setup)

温度は0度~40度まで、湿度は10%~90%まで対応しています(結露しないことが条件です)。

 

国内最安の見守りサービス、導入する価値あり

キャンペーン期間中であれば1台7,000円程度で購入でき、月々の利用料金も360円と、国内最安の見守りサービスと言える見守りコンセントWiFi-Plugは、複数台設置してもスマホのアプリで一括管理が可能なため、利便性も高くなっています。

年間30,000人を超えると言われている孤独死問題、離れて暮らす高齢の両親の見守りなど、日本が直面する様々な「高齢者」にまつわる不安を解消し、万が一の際の迅速な対応にも繋がっていくものと思われます。

消費電力の傾向を把握するためにも長く使い続けることが重要であり、そのためにはできるだけ早い段階で導入することが大切です。

「見えない不安」を「見える化」して安心をもたらしてくれる見守りコンセントWiFi-Plug、導入を検討する価値は十分にありそうです。