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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.12.17
2019.12.19

元警備員から見たスマートホーム(前編)ソニー「MANOMA」とは?

記事ライター:Satoru Oguchi

ソニーネットワークコミュニケーションズのスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」

スマートロックやカメラによる屋内の見守り、家電のコントロールなど、いくつもの機能を備え、しかも機器の使用料も含めて月額料金3580円から導入できることが特長です。

2018年に始まったサービスですが、この10月に専用スマホアプリのUIリニューアルや料金プラン改定がありました。

都内で開催された「MANOMAメディア体験会」では、知的家事プロデューサーの本間朝子さん(左)と、ソニーネットワークコミュニケーションズの大江香菜美さんによるトークセッションが行われました。機器をプロが設置してくれるので導入が簡単なこと、家事代行サービスなどと連携する便利さが紹介されます。

突然個人的な話になって恐縮ですが、かつて警備会社で働いていたことがあります(20数年前)。

センサーをオフィスや家庭に取り付けて、火災や侵入といった異常が出ると警備員が駆けつける、いわゆるホームセキュリティ・機械警備の仕事です。契約先と警備会社を結んでいたのは電話回線。銀行など重要度の高い物件は専用線、一般家庭はアナログ回線(普通の電話回線)を使っていました。まだインターネットが普及する前の時代です。

時は過ぎて、今ではスマホで自宅の様子を監視できるカメラやセンサーがたくさん出ていて、子どもや高齢者、ペットといった家族の見守り、自宅やオフィスの監視・防犯用途に用いられています。安心・安全は人間の根本的な欲求ですから、スマートホームでもセキュリティ機能はマストになるのではないでしょうか。

MANOMAの「トータルプラン」(3年間月額4980円)にも、スマートロックに加えて、ドアの開閉センサー屋内の赤外線センサーといったホームセキュリティにも使用さるセキュリティ関連のデバイスが備わっています。警戒モード中に侵入があれば、スマホに通知が来て室内カメラの映像が確認できる。動画でリアルタイムに見られるなど、20数年前には考えられない機能です。しかも、警備会社と契約するよりも安いのです。実際どの程度役立つシロモノなのか、元警備員の視点からチェックしていきましょう。

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MANOMAを構成する機器

MANOMAを構成する機器たち

まずは、具体的な機器とその機能を紹介しましょう。

(右上から時計回りに)「AIホームゲートウェイ」「スマート家電リモコン」「開閉センサー」「Qrio Smart Tag」「Qrio Hub」「Qrio Lock」「室内コミュニケーションカメラ」。どの機器が提供されるかは、料金プランによっても異なります。

MANOMAの心臓部であり、各機器をつかさどるのが「AIホームゲートウェイ」です。

台などに置いてもいいし、このように壁に取り付けても使えます。このAIホームゲートウェイ、ボタンやディスプレイが見当たりませんが、AmazonのAlexa対応で、音声でコントロールできるのです。「アレクサ、エアコン付けて」「アレクサ、MANOMAで戸締まり確認して」といった具合ですね。そのため、リビングなど家族の滞在時間が長い場所に設置することになるでしょう。

さらに、Alexa対応のスマートスピーカーとしても使えますし、LANケーブルやLTEのSIMを挿すことで、Wi-Fiルーターにもなります。

広角で暗所でもクリアに映し出し、スピーカー・マイク機能を搭載した「室内コミュニケーションカメラ」です。

家族とのコミュニケーションや見守りに用いられるほか、人感センサーにより侵入者も検知できます。不在時に映像を自動録画する機能もあります(SDカードに最大3日分録画可能)。こちらも、AIホームゲートウェイと同じように、リビングなどに設置するのが良いのではないでしょうか。

スマートロックの「Qrio Lock」です。

玄関のサムターンにかぶせる形で設置します。スマホアプリからの操作はもちろん、ドアに近づくと自動解錠、その後自動施錠するオートロック化も可能です。「Qrio Hub」と組み合わせることで、解施錠の情報をスマホに通知することができます。

「Qrio Smart Tag」は、カギなど身の回りのモノに取り付けて捜し物をしやすくするスマートタグです。

MANOMAと連携させることにより、子どもが家に帰ってきたとき、家を出たときにその情報を家族のスマホに通知させることができます。また、ボタンの長押しすると、家族のスマホに呼び出し通知が送られ、室内コミュニケーションカメラを通じてのやりとりが開始できます。

ドアや窓に設置する「開閉センサー」です。開閉の状態をスマホなどから確認でき、警戒モード時に開くと異常として通知されます。電池寿命は約3年とかなり長いですね。

「スマート家電リモコン」を設置すれば、テレビやエアコンといった赤外線リモコンで操作する家電を、スマホやAIホームゲートウェイから操作できます。従来の普通の家電がIoT家電になるのです。

スマート家電リモコン各部屋に設置すれば、別の部屋からもエアコンが操作できます。また、帰宅時にエアコンを先に付けるかどうかアプリ側から提案されたり、「アレクサ、ただいま」で照明をオンになったりと、いろいろと先回りしてくれるのも、まさにスマートホームという感じです。

「トータルプラン」なら機器の取り付けも無料

ここまで、MANOMAの機器を紹介してきましたが、これらの機器は自分で設置することはもちろん、専門のスタッフによる設置依頼すること可能です。提供される機器の種類は、プランによって異なります。

すべての機器(7種類)が使えるのは、月額4980円(税抜・以下同様)の「トータルプラン」。初期費用はかからず、機器の使用料もこれに含まれています。契約期間は3年間で、4年目以降は月額料金が3580円と安くなります。機器の設置サービスもこのプランでは無料です。

「スタンダードプラン」(月額3580円)は、AIホームゲートウェイと室内コミュニケーションカメラ、スマート家電リモコンをセットにしたプラン。スマートロックや開閉センサーを必要としない人向けです。その他、スマートロックをリーズナブルに導入できる「スマートロックプラン」(月額3580円)なども用意されています。

MANOMAはこれらのプランと機器を組み合わせたサービス。スマートホームの知識が少しある人であれば、なんとなく使用シーンがイメージされたのではないでしょうか。後編では、セキュリティ機能を中心に、より具体的なMANOMAの利用シーンを見ていきます。

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