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スマートホーム関連デバイスに搭載されている様々なセンサーや上手な使い方をご紹介

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スマートホーム関連デバイスに搭載されているセンサーの種類

まずはどのようなセンサーが搭載されているのかご紹介します。

・ドア(窓)センサー
ドアの開閉状況を検知してくれるセンサーです。中にはロックがかかっているかどうかまでチェックできるものや、遠隔操作で施錠・解錠できるものもあります。

・人感センサー
人の動き、温度、音声などを検知してくれるセンサーです。留守番をしている家族の見守りができるほか、不審者などの侵入をいち早く知るのに役立ちます。

・温度(湿度)センサー
設置した空間の温度や湿度を測定してくれるセンサーです。熱中症のリスクが高まると知らせてくれたり、一定の温度や湿度を超えると自動でエアコンを制御してくれたりするものもあります。

・空気センサー
健康に害があるとされる微小粒子PM2.5やPM10などのいわゆる空気中の汚染物質を測定してくれるセンサーです。一定量を超えるとスマホに通知してくれたり、必要に応じて空気清浄機を稼働させたりすることが可能なものもあります。

・煙(一酸化炭素)センサー
設置箇所で煙が発生した場合や、一酸化炭素が発生した場合にそれらを検知してくれるセンサーです。異常を感知すると音や声で警告してくれたり、スマホに通知してくれたりします。

一例ですが、スマートホーム関連デバイスにはこのように様々なセンサーが搭載されているものが多く、他のデバイスと組み合わせることでセンサーから得られるスマートホーム関連情報をより効果的に活かすことができます。

 

各センサーを搭載した優秀なスマートホーム関連デバイスをご紹介

eRemote(参考価格10,584円)
エアコンやテレビなどのリモコンの赤外線を学習して記憶し、離れた場所からでも家電をコントロールすることが可能な学習型リモコンです。

今使っている家電を買い替えることなくスマート化することができ、また本体に温度センサーが搭載されていますので室内の温度をチェックして必要に応じてエアコンをオン・オフすることができます。

 

mouse スマートホーム(参考価格24,800円)
ルームハブ、モーションセンサー、ドアセンサーのほか、スマートLEDライトやスマートプラグがセットになったスターターキットです。

ハブ自体にも温度センサーと湿度センサーが搭載されているほか、赤外線を学習する機能も搭載されていますので、外出先からでも家電をコントロールできます。

モーションセンサーやドアセンサーはそれぞれ、人の動きを検知したり、ドアの開閉を検知したりするとスマホに通知してくれます。

さらに、例えばドアセンサーとスマートLEDライトを連携させれば、ドアの開閉に合わせた点灯・消灯が可能になります。

 

Nest Protect(参考価格24,800円)
煙や一酸化炭素を検知するとスマホに通知してくれると同時に、機械音ではなく「声」によって知らせてくれますので、何が起こっているかが即座に分かるというスマートな煙報知器です。

緊急時に逃げるべき方向を指示してくれたり、同じNest社のサーモスタットと連携することで、火災発生時に自動でエアコンをオフにしてくれたりするような設定も可能です。

 

KX-HC600-W(オープン価格:執筆時点では価格未定)
Panasonicから発売されている首振り機能付きの屋内用セキュリティカメラです。左右360度、上下約90度と広範囲の映像を確認することができます。

動作検知センサー、温度センサー、音センサーが搭載されていて、それぞれ動作を検知した時、設定した上限(下限)温度を超えた時、カメラの内蔵マイクが音を検知した時に通知され、その場でカメラの映像を見ることができます。

 

上手に使うにはそれぞれのデバイスをうまく連携させることが効果的

今回ご紹介したスマートホームデバイスはそれぞれ独自のセンサーを搭載していて、これまで私たちが知ることができなかった様々な情報を可視化してくれます。

Nest Protectのように同社製のサーモスタットと連携することで火災時にエアコンをオフにするといった効果的な使い方もできますが、スマートホームの理想は他社製のセンサーであっても問題なく連携することです。

そうなれば、例えばA社のセンサーが侵入者を検知したらB社のセキュリティカメラが自動で録画を開始してスマホに通知を送ると同時に、C社のセンサーが大音量のアラームで侵入者を威嚇するといったことも可能になります。

今のところ、こういった他社製のスマートホームデバイスをセンサーで連携させるためには、例えばAmazon EchoGoogle HOME、あるいはApple Homekitといったいわゆる「プラットフォーム」を購入し、それぞれに対応するデバイスの購入が必要になります。

今後、開発や実証実験が行われ、上記以外にも他社製のデバイスに対応できるIoTプラットフォームデバイスが次々と登場すると思われますが、対応しているデバイスの多さという点ではAmazon EchoやGoogle HOMEなどがお勧めです。

センサーを上手に組み合わせて、自分なりの最適なスマートホームを完成させてみてはいかがでしょうか?