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VRゴーグル「Oculus Go」を徹底解説!安いけど解像度が低いって本当?

更新日:

Oculus Goは解像度が低い?

OculusのVRゴーグルの中で最も安価なOculus Goですが、実際の映像の美しさにも差があります。Oculus Go、Oculus Quest2、Oculus Rift Sの3機種を映像の美しさで比較すると、以下のようになります。

Oculus Rift S > Oculus Quest > Oculus Go

解像度だけ見ると、Oculus Goが飛び抜けて低いわけではありません。むしろ「Oculus史上最高の解像度」を誇る、Oculus Quest2のズバ抜け感がすごいですね。しかし、VRコンテンツの見え方を決めるのは解像度だけではないのです。ディスプレイの種類、リフレッシュレート(映像のなめらかさ)、CPU/GPUの種類も影響します。

  Oculus Go Oculus Quest2 Oculus Rift S
解像度 2560×1440 3664×1920 2560×1440
リフレッシュレート 72Hz 72Hz(90Hzサポート予定) 80Hz
CPU/GPU Snapdragon 821 Qualcomm Snapdragon XR2 プラットフォーム PCに依存する

Oculus GoとOculus Rift Sは解像度が同じですね。しかし、Oculus Goがモバイル向けのCPU/GPUを使用する一方、Oculus Rift Sは接続されたPCのパワーのあるGPUを使用するので、グラフィック処理の性能は圧倒的にOculus Rift Sに軍配が上がります。

Oculus GoとOculus Quest2では、同じモバイル向けCPU/GPUでもQuest2の方が性能の良いものを用いているので、より映像が綺麗なのはOculus Quest2です。

しかし、3機種の中で最も劣るとはいえ、VR動画や映画、Oculus Go向けに作られたゲームを楽しむのには十分だと感じているユーザーが多いようです。

 

Oculus GoとQuest2、Rift Sの性能の違い

映像の美しさの他に、Oculus Goと、他2機種の違いは主に次のことが挙げられます。

・ PCが必要かどうか
・ トラッキング方式
・ コントローラー

  Oculus Go Oculus Quest2 Oculus Rift S
PC 不要 不要
トラッキング 3DoF 6DoF 6Dof
コントローラー 1本 2本 2本

PCが必要なのはOculus Rift Sだけです。Oculus Goは、初回セットアップ時以外にスマホもPCも必要ない「スタンドアロン型」のため、より手軽にVR体験ができます。

トラッキング方式の違いによって、VR内を自由に移動できるかどうかが変わります。Oculus Rift SとOculus Quest2が採用している6DoFは、しゃがんだり、ジャンプしたり、腕を振ったりといった上下左右の体の動きをVRに反映し、高度なVR体験を実現します。

一方、Oculus Goの3DoFでは、座ったまま、あるいは寝転んだまま、頭を前後左右に動かしてVRを体験します。プレイエリア内を歩き回ったり、手や体を大きく動かしたりしてもVRには反映されません。

よって、Oculus GoでできるVR体験は、動画を見る、体を動かさないVRゲームをプレイするというものになります。

コントローラーの違いも大きいです。Oculus Goのコントローラーは、レーザーポインターのように使うリモコン型のスティックです。

Oculus Quest 2,Oculus Rift Sに対応しているコントローラー「Oculus Touch」は、握ることによってプレイヤーの手の動きをVR内に投影し、VR内で物を掴んだり、薙ぎ払ったりすることができます。

 

Oculus GoとQuest2、Rift Sのスペックまとめ

解像度も大切ですが、ストレスなくVRコンテンツを楽しむためにはそのほかの要素も見逃せません。一覧にまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

  Oculus Go Oculus Quest2 Oculus Rift S
発売日 2018年5月1日 2020年10月13日 2019年5月21日
価格 19,300円(32GB)

25,700円(64GB)

37,100円(64GB)

49,200円(256GB)

49,800円
VRカテゴリー オールインワン型 オールインワン型 PC対応VR
RAM 3GB 6GB PCに依存する
ストレージ 32GB/64GB 64GB/256GB
ヘッドフォン 内蔵 内蔵 内蔵
サイズ 190×115×105mm 191.5×102×142.5mm

(ストラップを折りたたんだ状態)

重量 468g 503g Oculus Riftより若干重い
バッテリー

駆動時間

約2時間 ゲーム約2時間

動画視聴約3時間

IPD調整 固定 58/63/68mm ソフト側で調整

 

Oculus Goの解像度以外の特徴は?どんな人に向いている?

これからOculusシリーズの購入を検討している方、特に予算が限られている方は本当に迷うところですよね。Oculus Goのそのほかの特徴や、どういった人に向いているのかなどを解説します。

ヘッドマウントディスプレイが軽量

Oculus GoやOculus Quest2などは、いわゆるスタンドアロン型と呼ばれています。ほかの機器に接続せず、単独で動作する環境のことです。したがって、ヘッドマウントディスプレイにCPUやバッテリーなどを詰め込まなければなりません。高スペックになるとその分、重くなる傾向にあります。

Oculus GoはOculus Quest2と比べて機能・性能が限られていますので、ヘッドマウントディスプレイが軽量であることが分かります。40gほどの差ですが、長時間VRを楽しむには首や肩の負担を少しでも減らすことが大切です。その点、Oculus Goは軽量ですから、Oculus Quest2よりも負担は少なくて済むでしょう。

焦点が合わないこともある?

Oculus GoはIPDが固定されており、調節できません。IPDとは「瞳孔間距離」のことです。IPDがズレてしまうと目が疲れたり、VR酔いを招いたりすることがあると言われています。一方のOculus Quest2はIPS調節が可能ですから、焦点が合わないときに調節できます。

このように書くと不安を覚える方もいるかもしれませんね。確かにIPDを調節できたほうが便利な気もしますが、ネット上ではOculus GoでVR中に「焦点が合わず困った」などの報告はあまりなされていないようです。ただし個人差はどうしてもありますので、心配な方はOculus QuestまたはOculus Quest2などを選んでみてはいかがでしょうか。

音はダダ漏れ状態?

Oculus Goの音は、ヘッドマウントディスプレイに内蔵されたスピーカーから流れます。「音質」という点では個人差がありますが、決して悪いものではありません。しかし、スピーカーからの音はダダ漏れ状態となります。3.5ピンステレオジャックが搭載されていますので、音漏れが気になる方はイヤホンなどを使って聞くようにするとよいでしょう。

Oculus Goはこんな人におすすめ!

お伝えしたように、Oculus Goは3DoFですからVR内を自由に動き回ることはできません。その場に立ったまま360度周りを見渡すように動画を視聴したり、寝転がったまま(座ったまま)VRを体験できたりするVR機器です。コントローラーも片手で操作できるシンプルなもので、センサーもカメラも不要のため暗い場所などでも扱えるといった利点があります。

単純に「まずはVRがどういうものなのか体験してみたい」という方や「とにかく低価格でVRを体験したい」という方であれば、Oculus Goでも十分、VRを楽しめるでしょう。また座ったままや寝転がったまま動画を視聴したいという方にも、十分なスペックを備えています。

逆にVR内を自由に動き回りたい、ゲームをガンガン楽しみたい、いろいろな場所でVRを楽しみたいといった方はOculus Quest2が向いています。解像度ももちろん大切な要素ではありますが、まずは自分がOculusにどれだけのクオリティを求めるのか、ある程度決めておくと絞り込みやすくなるでしょう。

 

まとめ

Oculus GoとOculus Quest2、Oculus Rift Sの違いを解説しました。Oculus Goの価格は23,800円〜と、他2機種に比べて、他社のVRゴーグルと比較しても、非常にリーズナブルです。動画の視聴や気軽なVRゲームで、ライトにVRを楽しみたいという方には、Oculus Goをおすすめします。

大人気ヘッドセット、Oculus(オキュラス)シリーズについてはこちらでもご紹介しています。ぜひご覧ください。